写経体験の話で触れた従妹の供養について。



先日亡くなったのは父の妹の娘さん。




写経で書いたのは、
母の弟の娘さん。






自死です。


統合失調症でしたが頑張ってました。

亡くなる少し前には大阪に遊びに来ていてうちの娘とも会っています。

新しい携帯がほしいと言ってたのを思い出します。
自分で働いて最新のを買うと言ってました。

私が働き出した頃小学校に上がって遠く離れていますが入学祝いなど贈り物をしたり可愛がってきた従妹でした。
下には二人妹がいる三姉妹です。

真ん中は所沢に。
末っ子は松江にいます。


葬儀には母が出ました。

きれいな顔をしていたと。

湖に橋の上から身を投げたので
会うと辛いかと思い、
行かなかったのを悔やみます。
娘も手がかかってたので場所が場所だけに会いに行きにくかったのも
こっちの都合ですが。
やはり、葬儀は無理しても行くべきだなと思うように。


写経して最初に書くのはお義父さんにしようと思ってたけど、思ってる内に五十回忌の法要を済ませたので、一番じゃなくてもよくなり、そうすると、
従妹だなと思いました。


ご住職に、
涙目で「自死なんですが、精神的に病んで自死を選んでも許されないのですか。」と聞きました。

ご住職は首を横に振り、
「愛染明王さまには六本の手がございます。広く手を広げ救っていただけるのです。」

優しいです。



自死を選ぶとまた自死を選ぶ人生を歩むと何かで見ました。

それを乗り越えて辛くても苦しくても人生を全うしないと繰り返される苦行です。

それでも、安らかに浄土へ行ってもらいたい。
苦しみから解き放たれてほしい、新しい幸せな人生に生まれ変わってほしい。と願うのはいけないのでしょうか。

いつか自宅で般若心経を書ける日が来たら従妹に届けたいです。



愛染明王さまに頼みに。