| ◎韓国語では |
| 「甲状腺」は「갑상선」(カプサンソン) |
| 「がん」は「암」(アム) |
| 「甲状腺がん」は「갑상선암」(カプサンソナム) |
◎甲状腺とは |
| 喉仏の下にあるホルモン分泌器官で |
縦2~3cm、横4~5cm、厚さ2cm程度の 小さな臓器で、海藻などに含まれる |
| ヨードという栄養素をもとに、 |
| 「甲状腺ホルモン」を産生、分泌している。 |
| 甲状腺ホルモンは、全身の新陳代謝を活性化する。 |
| ※ヨウ素(ヨード)は原子番号53の原子 |
 ◎甲状腺がんの初期症状は |
| のどぼとけの下のしこり |
 ◎甲状腺がんの組織型 | ①乳頭がん | | ②濾胞がん | | ③髄様がん | | ④未分化がん | | ⑤悪性リンパ腫など | ◎組織型の特徴 | ①甲状腺がんの中で最も多く、約90%が 乳頭がんで、リンパ節への転移が多く
| | みられるものの、非常にゆっくり進行する | おとなしいタイプのがんで、 生命に関わることはまれ。 | ごく一部の乳頭がんは再発を繰り返したり、 悪性度の高い未分化がんに 変わったりすることがある。 | | | | ②濾胞がんは甲状腺がんの約5%を占め、 乳頭がんの次に多いがんで、 | 良性の甲状腺腫瘍(しゅよう)との区別が 難しい。乳頭がんと比べるとリンパ節転移は | 起こりにくく、肺や骨などの甲状腺から離れた 臓器への遠隔転移を起こしやすい傾向がある。 遠隔転移がない場合、治療後の経過は比較的よい。
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| | | ③甲状腺がんの約1~2%を占めるがんで、 | | 乳頭がんや濾胞がんと比べると進行が速く、 | | リンパ節や肺、肝臓などへの転移を起こしやすい。 | また、髄様がんの一部は遺伝性で、 生まれつきの遺伝子の変異が原因で発症する。 | | |
④甲状腺がんの約1~2%を占め、 | | 非常に進行が速く、悪性度の高いがんである。 | 甲状腺の周りの臓器(反回神経や気管、食道など) に広がりやすく、肺や骨などの遠くの臓器への 転移も起こしやすいという特徴がある。 |
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⑤悪性リンパ腫は血液のがんで、 甲状腺がんの約1~5%を占め、 |
もともと橋本病(慢性甲状腺炎)のある人に 多く発生する傾向にある。 |
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◎甲状腺がんの検査 | まず甲状腺の周りの視診と触診を行い、 | 首に超音波(エコー)を当て、甲状腺の大きさや しこりの性質、リンパ節転移の有無を調べる。 ここで | | 甲状腺がんが疑われる場合、 | しこりに細い針を刺し、注射器で吸い出した細胞を 顕微鏡で調べる穿刺吸引細胞診行う。 | ※細胞診は、しこりが良性か悪性かを判別し、 組織型を分類するための検査 | | |
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| ◎がんと診断された場合には、 | | がんの広がりや転移の有無を調べるために、 | CT検査、MRI検査、PET検査、内視鏡検査などを 実施 | | | |
◎総合的な診断 がんの大きさ(T因子)やリンパ節転移の状況 (N因子)、ほかの臓器への転移の状態(M因子) などTNM分類とステージを総合的に判断。 |
| がんが進行していく順にステージⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ |
※ステージⅠ・Ⅱは早期がん、ステージⅢ・Ⅳは 進行がんに相当する。 | | ◎手術 | | 乳頭がん、濾胞がんの場合、治療の中心は手術。 | 検査結果に応じて、甲状腺の一部を残すか、 甲状腺を全て摘出するかを決定する。 | 目に見えない小さな転移が潜んでいると 考えられる場合や、肺や骨などに 転移がある場合には、 | | 手術後に放射線治療を行うことがある。 | | | | 髄様がんでは、 | 遺伝性のがんの場合は 再発のリスクが高いと考えられるため、 | | 甲状腺を全て摘出する手術が行われる。 | | 甲状腺ホルモンが分泌されなくなるため、 | 生涯にわたって甲状腺ホルモン薬を 服用する必要がある。 | | | | 未分化がんの場合も、 | | 手術ができる状態であれば手術を行い、 | 手術後に放射線治療もしくは 化学放射線療法を追加する。 | | ※未分化がんに対する治療方法はまだ確立していないため、 | | 複数の治療を組み合わせて行うことが一般的 | | | | | ◎生存率(がんの治療成績を示す指標の一つ) | | 甲状腺がんの場合、5年相対生存率は94.1%。 | 早期のがんほど生存率は高く、 ステージⅠでは100%、ステージⅡでは98.6% | | | | | ◎治療終了後は 体調や再発の有無を確認するための 定期的な通院が必要。 | 特に、乳頭がんや濾胞がんでは10年後、 20年後に再発することもあるため、 | | 長期の経過観察が必要になる。 | | | | | | | | | 「自分の体は自分で管理する」 | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
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