前回、
朝鮮半島の歴史を簡単に書いたが、
半島と言えど、大陸の陸続きで有る為
周辺地域からの侵略など、民族の移動が多々あり、
波乱万丈の歴史があるのである。
その、異民族の侵略は
苛烈で情容赦がない。
焼き尽くされ、奪い尽くされ、
男は殺され、女子供は奴隷にされる。
漢民族や北方騎馬民族との絶えざる摩擦に
直面していた時代を含め、
歴史が始まって以来の全ての時代に於いて
常時「権謀術数」を計り巡らす必要に駆られ、
或いは「面従腹背」を強いられてきたのである。
一方
我が国の場合、幸い島国の為、
古代より幾度となく戦乱があったが、
同じ民族の中での
支配権を巡っての戦いに過ぎなかったので
支配者が変わるだけで、
農民が惨殺されるような事は
滅多になかったのである。
さて、
朝鮮語にも方言がある。
音韻・文法・語彙の面から以下の方言に区分される。
①平安道方言は往古の高句麗の中心部に当たる。
②咸鏡道方言、③京畿道方言も高句麗。
④全羅道方言は百済
⑤慶尚道方言は往古の新羅本国。
即ち、
歴史上では崩壊、滅亡した国でも
方言はそのまま、引き継がれたという事である。

