『私利・私欲の為に生きた!』と言われるのが
三大悪女の一人
張緑水(チャン・ノクス)である。
彼女は
貧しい家の出身ながら、
歌と踊りを覚えて、
妓生(キセン)になり、
燕山君の寵愛を受けたのである。
10代王・燕山君(ヨンサングン)の側室となる。
王の寵愛をもとに
権力を濫用し、王と一緒に遊興し、
国家の財宝を着服した。
それだけではなく、
側近たちの横暴ぶりは、
燕山君の悪政と合わせて、
民衆の憎悪の的となっていった。
クーデターで燕山君が
王位を追われたあと、
張緑水(チャン・ノクス)は斬首となり、
その遺体は市中にさらされた。
民衆の反感を買ったのは間違いない。
さて
朝鮮王朝27代続いた王達は
その功績から
宗、祖の諡号(しごう)がついている。
朝鮮では
太祖とか世宗は
正式には廟号(びょうごう)と言い、
位牌に書かれる名前である。
因みに
大きな功績があった王は祖。
徳があった王は宗。
従って
王達が亡くなった後に
史歴として残された呼び名である。
1.太祖 2.定宗 3.太宗 4.世宗 5.文宗
6.端宗 7.世祖 8.睿宗 9.成宗 10.燕山君
11.中宗 12.仁宗 13.明宗 14.宣祖 15.光海君
16.仁祖.17.孝宗.18.顕宗.19.粛宗.20.景宗
21.英祖 22.正祖 23.純祖 24.憲宗 25.哲宗
26.高宗 27.純宗
10代王の燕山君と15代王の光海君は
クーデターを起こされて
王の身分を奪われ
廃された王であるため
廟号をもらえなかったので、
死後も「君」のままになっているのである。
