あらためて半年を思うと、

「よく生きた‼」(笑)

 

 

でも明らかに、無理をした。

 

いや、無理強いした。

 皆にも。

自分にも。


これだけの変化を全て受けきって、

動かそうというのだから、

強烈なパワーをだしていただろう。

 

それが、今回の秋の土用とともに、

體(からだ)の要である、腰を痛めたことで、

「見直し」が私の中に一気に押し寄せてきた。

 

新しい役職の場で、摩擦が次々起きた。

 

そこでふと、ある言葉を思いだす。

 

「コミュニケーションを日本語にするならば、"摩擦"だ」

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本当にそうだと思う。

 

摩擦という言葉は、一見ストレスに感じる。

でも、そうやって互いに

直に擦れ合い、

磨いていく。

 

そうやって成長・進化・目覚め

てゆく。

 

 

今回のこの気づきまでの"うねりの始まり"は、

やっぱり岩手・大槌での暮らしだった。

 

あの土地での暮らしは3年だったけど、

皆さんと具体的に生きた。

今、そう実感する。

 

精神共々未熟な私とともに生きてくれた。

その広く深い愛情を

あらためて今、実感する。

 

そして岩手から帰った私を再度受け入れてくれた神戸の

ヒト・コト・バの在り方に、

偉大さと畏敬を感じ、頭が下がる。

 

 

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今回の一連の流れは、私にとって知らぬ間に入った迷路で、

入った気もないから、出れる気も起きず

ただ

「慌てるな」とばかりに、要の腰を掴まれ(笑)

その痛みのあるない(この発見についてはまた後日)の動きをもってまた教えもあり、

 

動かずして激しく動く流れに

ただただ流される21日間だった。

 

その出口に気づかせてくれたのは、

やはり永年、共に仕事をしてきた"ヒト・コト・バ"

いろんな摩擦をもってして教えてくれた。

 

摩擦はまだまだ起きる。

延々と起きる。

 

でも、岩手に移住するときにしたように、

可能性を自分で切って移るようなことは、やはりしたくない。

 

これまでの風暮らしが、今後の大地に根付く暮らしと

摩擦しあいながらも、

何層にも深く広く、生き方を豊かにしてくれる。そんなイメージが強く湧いてくる。

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振り返ってみれば、

私の人生

何度も同じような流れが起き、

その度にくる"摩擦"を嫌い、

それが別の摩擦を生み、

何度も呑まれながら

その度、別の岸で救われてきたように思う。

 

もう、これを最後の岸にして、

この一連の流れから卒業し、

今与えてもらっている新しい役職を

また次へと活かしていこう。


今回の一連の流れから明けてみると、

確実に

私の外にではなく、

私の中に

根付いたモノがあると実感する。

 

最後に、今年3月に登った高千穂の二神山頂上の笹と

 

11月16日に登った同山の笹の成長が

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今回の一連を言葉にするきっかけになったことに

大きな感謝を捧げて―

 

そして、最後まで読んでくださった、皆さんに

大きな感謝を捧げて―

 

今後ともよろしくお願いします。