大槌町は、岩手県沿岸部に位置しています。

ブログにあげる内容が、どんどんたまっていく(^_^;)
(4/9より)
今日こそは・・・、と、ラジオ番組「発見☆大槌ブランド」の題材の為、海へと向かいました。
どうしても山を目指してしまう・・・これは性分なんですかね(笑)
しかしながら、海がダメなのではありません。「分からない・知らない」が本音です。
で、今日は良い天気にも恵まれて飛び込みました。
場所は安渡と赤浜の間?にある仮設店舗の鮮魚店。 『越田鮮魚店』

昔は、お父さんは船に乗っていたらしいけれど、浜にあがってワカメやウニ、そして加工物の塩辛やさんまのみりん干しなどを、家族で作っている。photo:01 
このワカメは、お母さんたちが「今日からのワカメだっ」って時に収穫したワカメ。
「ワカメにだって頃合いっていう時期があるんだよ」ってお母さんは、ほこらしげ。
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まつもは、こんな天気のいい日に外で干して完成させる。この日は、本当に天気よく1時間も干していれば完成。

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越田さんのところでは、できるだけ活きのいいものを、というこだわりで「生け巣」がある。photo:04 
この間は、アワビの入った生け巣の中で、アワビが赤ちゃんを生んだらしい
「一度、このまま育ててみようと思うんだ」だって。  す、すごい

はたまた、お母さんはお話し好き。そして勉強家?(笑)
photo:05 
  

写真をみて、あらためて思う。
本当にイキイキしていて、きれいな人が大槌にはたくさんいる。
だから皆、元気をもらうのだ。
大槌は、「生き物」の宝庫なのだ。



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このプレハブの仮設店舗は、安渡港の傍にある。
ある人に言われた言葉がある。
「本当に海の怖さを知っているのは、海関係で働く人々。その人たちが、今どう思って働いているのか知りたい」
そういわれて、なるほど・・・と思った。

お母さんはいう。
「天気のいい日、やっぱり海ながめて一服してると、気持ちも安らぐ。でも、視線を町方の方へ移していくと、景色が一変する。自然の恐ろしさを思うと、大変。でも私らは、それ以上に自然からの恵みを知ってる。どちらも海の姿。それを忘れずに生きていく事。私らは海とともに生きてんだ。だから情報と、何かあったら、即逃げることは絶対にしていくこと。それがここで生きていく事だ」
第一次産業の人たちばかりが「自然と共にある暮らし」をしているのではない。
今日(4/13)の早朝には、また淡路島・神戸付近で地震が起きた。

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私達にとって、自然のない暮らしなど考えられない、本当は。

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本当は「数」では図れないもの、
形では表せられないものが、「数」や「形」で表せられるものよりも、莫大に多いということを、どうすれば実感できるのだろう。

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どこで何が起きてもおかしくない今。 起きないと分からないということを、もう選ばないですむように、学びあい、伝え合う。

多くの生き物が共存できる町、ここにはその可能性が莫大にある。