RIMIさん企画の「リヴァイ兵長生誕祭2023」に参加しています。
兵長の誕生日、12月25日に兵長ファンがブログをアップしています。
兵長のカッコいいところ
好きなのは仲間思いなところ
部下の無駄死にを嫌う。
多くの仲間を見送って、託されたものを背負って、エルヴィンやハンジの語る理想の世界を実現するために戦い続けた。
兵長って本来、身近な大切な人を守れたら、それで満足な人なんじゃないかな。
人類の勝利とかあまり興味がなさそう。
ただ、兵長が付いて行ってもいいと、自分の持てる力を全て貸す価値があると思った相手が、エルヴィンだった。
エルヴィンの一番の目的は、父の仮説を証明することだったけど、人類の未来のために戦っていたのも本当だった。
そして、あきれるほどおめでたい世界を語ったのはハンジさんじゃないかな。
アニメではカットされましたが、王政編で人同士で争わなくてもいい世界にしたいと語ってましたから。
いや、ハンジさん、それは無理よ…
殺し合わなくてもいい世界なら、ギリ可能性は0ではないかも知れない、かも知れないってくらいかな?
兵長にとって、生きる指針だったと思われる二人を自ら背中を押して送り出しているのがつらい(泣)
兵長とハンジさん
背中を預けられる戦友であり、お互いにとって唯一の生き残りの古参兵
弱音を吐けるのはお互いしかいなかったでしょう。
二人にとって、安心して背中を追える存在がエルヴィンだったはず。
なのに、兵長は独断でエルヴィンを休ませることを選んだ。
これ、ハンジさんの生存を確認していなくても出来た決断かな?
おそらく、フロックの「悪魔」発言で、エルヴィンを復活させる最初の迷いが出た。
エルヴィンが、腕を振り払ったことで、さらに立ち止まり、アルミンの夢やケニーの発言、エルヴィンの「ありがとう」を思い出して、エルヴィンを解放する選択をしたと思いますが、最後の後押しはハンジの生存が確認できたことだったと思う。
ハンジさんの生死不明な状況では、兵長はアルミンを選べなかったと思う。
ハンジさんに「団長」の重荷を背負わせることで、エルヴィンを休ませることが出来たと思うので、兵長はハンジさんには申し訳ない気持ちが強くあった気がする。
何があっても、自分はハンジの意見を尊重するといった感じ。
そして、本誌での「片思い」が、コミックで「片想い」に変更されたと知って、諌山先生は恋愛感情もありとして描いていたのだと、私の中では結論がでました。
鈍いんで、後から気づきましたが「いっそ、二人でここで暮らそうか…」もハンジさんの本気の弱音でもあるけど、死にかけの兵長相手じゃなければ言わないでしょうね。
先日、特装版の付録小説Short Soriesを入手したのですが、雨上がりの情景vol.01 のモブリットとリヴァイの会話は、あからさまな匂わせですよ?
諌山先生、マンガでは凄く表現を抑えるのに、小説だと結構、直接的なんだなと思いました。
全然きらいではありません。
というか、進撃世界の人々は、敵側でも過酷な生き方をしている人が多いので、少しでも穏やかな時間があれば救いになります。
兵長が生き延びた意義
大事な人を全て失った兵長は、いっそ死んだ方が幸せだったのではないか?という意見があるのは知っています。
私は、がっつりジーク思想なので、単に長生きすることに価値を見出せませんが、兵長が生き残ったのは良かったと思います。
巨人のいない世界を夢見た仲間たちから託された思いを背負って、巨人がいなくても争いが完全になくなることのない世界を知る意義はあると思う。
大事な人を多く失ったけど、兵長にとってアルミンたちは生涯、大事な調査兵団の仲間だし、エルヴィンやハンジの理想を継いだ人物のはず。
そして、最近Twitterで流れてきた黒柳徹子さんか加賀まりこさんの言葉「人を愛したり愛されたり、そういう思いをしたことがあれば、いくつになっても、多分誰がいなくても寂しくなく生きていけると思います」
これ、めっちゃ兵長っぽいなと思いました。