『進撃の巨人』アニメの完結編が放送され、まだ、余韻が残っています。
アニメの制作会社MAPPAの現場を特集した「100カメ」も視聴いたしました。
アニメスタッフの方々が、どれだけ作品作りに時間をかけて丁寧に向き合っているのかが見れて良かったです。
▼100カメ「#アニメ #進撃の巨人 最終話」配信中
— 100カメ公式 (@nhk_100CAM) November 12, 2023
(まもなく終了~11/14)https://t.co/knR298ONwi
アフレコ収録に臨む #MAPPA 制作班の編集室。
映像の長さを微調整して、声優たちの演技をサポート。
細やかな心遣いで、バトンをつなぎます✨ #100カメ#オードリー#AttackonTitan#shingeki pic.twitter.com/VZluT94eHx
が、一方でちょっと心配になってしまったのも事実…
8割リテイクとか、マジか?
描き直しとかじゃなく、微妙な修正も含んでの話だと思いますが、採算度外視でやっているとか聞くと、いや採算ラインは確保してくれ!と思ってしまう。
おそらく、クリエーターの方々は、作品の質を高めることにやりがいを感じているからこそ、無理をしてでもやるんだと思いますが、それって持続可能なの?
見合った報酬は貰えてる?
プロフェッショナルなMAPPAさんと一緒にするなと言われるかもしれませんが、私は劇団に所属していたことがあります。
劇団って聞くと役者の活動をイメージすると思いますが、演出を含め舞台装置、衣装など世界観を作りこむのがウリだったので、裏方の作業量がえぐかった。
限られた人数でやっているので、役者も全員、裏方作業を担当。
そして、みんな本業としては、会社員や派遣などで働いていたので、睡眠時間を削って作業する。
下っ端のアニメーターっぽい生活でしょ?
あまりの作業の多さに、削れるところは削ろうと思うんだけど、手間をかけたら良くなるイメージが浮かぶので、やってしまうんですよね。
小劇団としてはめずらしい、1週間以上のロングラン公演などもやって、商業ベースに乗るかも?ってレベルに辿り着きました。
でも、こんな生活、続かないよね・・・
5年程で解散してしまいました。
ただ、当時身に着けたノウハウや技術を現在は、本業として生かしている友人も複数いるので、無茶をした甲斐はあったんだと思う。
で、最初の話題に戻りまして、アニメ制作会社のMAPPAさんが、質を追求する姿勢は素晴らしいとは思うんだけど、精神的、体力的に付いていけなくて辞めてしまうスタッフさんもいるんじゃないかと心配になったのでした。
私たちは友人同士でやっていたので、上下関係とかありませんでしたが、MAPPAさんは仕事として請け負っている以上、もっと精神的に追い詰められていると思う。
健康で文化的な最低限の生活を確保することは大事だよー