私はアニメの『進撃の巨人』ファイナルシーズンPart2が放送される前に、アマプラでシーズン1から観返して夢中になりました。

シーズン1は、リアルタイムに観ていて面白いと思っていたけど、ドはまりするほどではなかったんですよね。

シーズン2と3、ファイナルPart1は、ファイナルPart2放送前に一気見しました。

そして、シーズン3で沼にハマった!

 

諌山先生のインタビューで、描き損ねて後悔している内容として、以下の点を挙げられていました。

  1. 壁は壁内人類が築いたものではないことを初期にあかしておくべきだった。
  2. 訓練兵時代のエレンとライナーの関係性

 エレンがライナーに憧れとか友情を感じるエピソードを追加した方が良かったと考えたらしい。

 

私がシーズン1でハマらなかった理由が、上記1なのです。

突如現れた、人類の天敵、巨人と戦いながら、3重の壁を建設するのは不可能でしょう?

壁の秘密は明かされることなく終わるのだと思ってた。

 

アニメと原作を比べると、シーズン1と3は、かなりアニオリエピソードがあります。

だから、ファイナルの完結編では、追加エピソードが来てくれることを期待しているんです。

 

 

 

特にシーズン3は、ストーリー展開自体が異なる。

アニメの方が展開が早くて、エンターテイメント性が高い。

そして、エレンのピーチ姫っぷりが強調されています!

 

これもインタビュー記事で知ったのですが、諌山先生の要望で、アニメではエレンのヘタレっぷりが強調されているらしい。

例えば、女型の巨人の正体がアニだと判明したシーンで、エレンは巨人化できませんが、原作の方が、ミカサの「仕方ないでしょ。世界は残酷なんだから」のセリフでさっさと巨人化してる。

アニメだと、ここで巨人化できなくて、がれきの下敷きになり、アルミンとジャンに発破をかけられて、やっと巨人化します。

 

シーズン3で、エレンがロッド・レイスにさらわれるのは同じですが、アニメの方があっさりさらわれます。

 

諌山先生は、エレンを描きながら、アニメ版の声優の梶さんの演技に影響を受けたそうです。

アニメの影響で、微妙にエレンのキャラ設定は変わっていったらしい。

ラストの方では、アニメ版のエレンが意外といい奴っぽくなってしまったので、ストーリーの終わらせ方に苦労したそう。

私は原作のラストに納得していますが、アルミンからエレンへの最後のセリフには、それでも虐殺は許せなかったという含みを追加して欲しいなあ。