アニメ『進撃の巨人』シーズン4:凶弾

あっけなく、唐突にサシャが亡くなりました。
サシャが亡くなったのはショックだった。

でも、それ以上に印象に残ったのが、ミカサがサシャの死を嘆くシーンでした。

私は、ミカサはエレン以外の人が亡くなっても泣かないと思ってた。
ミカサがエレンを大切に思う気持ちは非常に強い。
命がけでエレンを守って来たし、エレンを守るためなら、人を殺すことも出来る。
非常に一途で愛情深いキャラクター
現実にもいますよね。こういう性格の人。
(さすがに平和な現代日本で命のやり取りはないですが)

私、実はこういう人が苦手です…

自分が想う相手以外は眼中にないというか、酷い目に遭おうがどうでもいいと思ってそうで。

ちゃんと考えれば、ミカサはシーズン1で、エレンがアルミンをかばって死んだと思ってる時でも、アルミンを責めたりしないし、補給所の奪還作戦のときも、アルミンはエレンや自分を助けてくれたことがあると励ましています。
最初から、ミカサはエレンのことは特別だけど、他の仲間も大事に思っているキャラクターだと描かれていたのね。
私は、ミカサがアルミンをいたわるのは、エレンの親友だからだと考えていました。
だから「白夜」でリヴァイに刃を向けたのも、アルミンを救いたいという気持ちより、エレンの要望をかなえたいって方が強いのかと思っていたくらいです。
もちろん、アルミンを死なせたくない気持ちはあったはずですが。
だから、サシャが死んで泣くというのは、本当に予想外でした。
シーズン4では、コニーの危機に名前を呼ぶシーンも複数あるよね。

ミカサのことをエレンを守るためだけに行動する人間だと考えていたのですが、認識を改めるエピソードになりました。