『進撃の巨人』ファイナルシーズン、巨大樹の森で、ジークを監視していたリヴァイ以下30名の調査兵団

 

ここには、ジークの脊髄液入りのワインが仕込まれていました。

ジークが脱走を試みた際、彼らはジークの叫びによって無垢の巨人にされた。
 

生き残ったのはリヴァイのみ。
アニメが初見だった私は、リヴァイはワインを口にしていないと思いました。
リヴァイがジークを監視する業務中にアルコールを飲むとは思えないですから。


しかし、原作コミックを読むと、ジークが叫んだタイミングでリヴァイも「ビビッ」としてるんですよ。
では、リヴァイはワインを飲んだのか?
エルヴィンの仇であるジークを監視している状況で、やはり、飲むとは思えない。

では、リヴァイだけがワインを飲まなかったのに、他の30名は呑み助だったのか?
それも考えにくいのでは?
30名の調査兵団員には下戸やアルコールが好きじゃない人もいるはず。
例えば、私はビールやハイボールは飲みますが、ワインや日本酒は飲みません。
体質が合わないので、体調が悪くなるんです。
全員がワインが好きといううのは不自然。
そこで、アニメ版のファイナルシーズンPart1 「現在公開可能な情報」がヒントになりました。
マーレのワインの説明です。
「料理にも使われる」と書かれれているのです。

まーじーか?!

調査兵団の食事シーンは何度が描かれていますが、大抵はパンとスープ。
煮込み料理にワインってありえる…
高官しか飲めないワインを調味料に使うかというとちょっと疑問ですが、30名全員に確実にワインを口にさせる方法を考えると、料理に入れるのが確実性が高そう。

ジークの監視をしている調査兵団に脊髄液入りのワインを供給したのは、イェレナではなくイェーガー派ですよね。

シチューにワインを入れると絶品だよとか勧めたんだろうか?

威張ってる憲兵団の高官に飲ませるのは、まだわかるけど、同じ兵団の同期にも勧めたんだと考えるとひどいよね…


ってことで、私はリヴァイはワインを口にしているけど、飲んだわけではなく料理に混入させられていた。
その上で、アッカーマンだから、巨人化しなかったという解釈です。

そして、ジークが叫んだときに「ビビッ」と来たけど、巨人化しなかった経験があったからこそ、のちのムカデガス発生時の素早い判断に繋がっている気がします。