進撃の巨人の世界の歴史って、かなり興味深くないですか?
ベースは私たちが暮らしている、この世界と似ているのですが、大きく違うのは、巨人化する人種がいるところ。
この巨人化する人種「ユミルの民」が発生した時期は、ざっくり2000年前とか1820年前とか、時期が特定されていないですよね?

これ、わざと濁しているのかなと。


実際の歴史に関しても、私は「良い国(1192)造ろう鎌倉幕府」と学んだ世代ですが、現在は違いますよね?
聖徳太子は実在しなかったとか、織田信長の肖像画は別人とか、20年ほど前に学んだ歴史は間違いだった可能性があるとされています。
それを踏まえて、正確な歴史をぼかしているような気がします。

アニメでは省略されていますが、コミック版では、エレン・クルーガーが「1700年の民族浄化?そんなことが事実であれば、マーレ人は残っていない」というセリフがあります。
この点は、アニメ版だけ観てた時に私も思った!

圧倒的な巨人の力を持つ2000年前のエルディアにマーレが対抗する力なんてないでしょうって。

2000年前のマーレがモンゴル帝国並みの勢力を誇っていて、エルディアが地方の1部族だったとしても、100~200年くらいあれば、マーレを滅ぼせるでしょ!

それに、他民族に無理やり子を産ませたりしたら、巨人の力を赤子継承で奪われるかもよ?

正確な歴史が語られないのは、事実(真実)だと言われていることも、無条件に信じるのは危険だよってメッセージなのかと。
何が真実なのかは自分で見極めろ、常に自分で考えろってメッセージなのかもなと解釈しています。