Ⅱ 放デイは儲かる?儲からない?

 

  放課後等デイサービスと一口に言っても、いくつかの形態があり、それぞれに報酬のルールも違うので、ここではごく一般的で一番数の多い放課後等デイサービスと児童発達支援の多機能型で利用定員10名以下の事業所の内容で話を進めていきます。

 

 昨今では塾やカルチャースクールのような放デイも増えていますが、そこも身辺自立や機能訓練、社会生活における支援や居場所づくりなどのサービスを提供するごくごく一般的な放デイという設定にします。

 

 又、運営法人によっても税制上の優遇などが違うので、ここでは株式会社若しくは合同会社が運営していると仮定します。

 

 今更ですが、放課後等デイサービスを利用できるのは、社会生活に困難があり適切な支援が必要と認められた小学1年生から高校3年生までの就学児童です。

 

 児童発達支援を利用できるのは、社会生活に困難があり適切な支援が必要と認められた未就学児童です。

 

 多機能型というのは同じ施設若しくは敷地内で2つ以上の異なる事業形態を一体的に行うことを言います。

 

 放デイと児発の多機能ですが双方の利用者を合算して10名以下の定員となります。

 

 さて、この事業形態においての報酬構造ですが・・・

 

・・・(3)に続く