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サメXアクションの新ジャンル

(C)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

MEG ザ・モンスターズ2


メガロドンの惨事から5年が経過。ジョナス(ジェイソン・ステイサム)は亡きパートナーのスーインが遺した一人娘メイイン(ソフィア・ツァイ)を育てながら、スーインの兄ジウミン(ウー・ジン)の海洋研究に協力していた。再び惨事の現場に潜ることになったジョナスだったが、深海でレアメタルを違法採掘する集団と出くわす。


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初見。巨大サメVSステイサムの第2ラウンド。いつの間にかスーイン(お綺麗でした)がいなくなってて、可憐だったメイインも10歳。ジウミンは稚魚から育てたメガロドンを飼い慣らそうとしている。状況環境が変わってもジョナスはまた潜る。


そしてサメもまたまた登場。前回よりも強いっていうのは続編の大前提。さらに今回、サメだけじゃない。なにやら色々な巨大生物が説明も前フリもなく突然多数参戦。トカゲも深海生物なの? 疑問はとりあえずスルー(笑)。


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そして本作、違法採掘でひと儲けを企む一派が新規参入。捕食のために人を襲うサメは「本能」。天然資源独占のためにジョナスらを襲う人間は「欲」。自然は怖いが人間は酷い。巨大生物たちのインパクトが霞むほどだ。


チームジョナス、違法採掘者、巨大生物の三つ巴構造。ただ「メグ・ザ・モンスター」の続編として観ると3勢力のバランスが均等すぎ。サメ映画の緊迫感は薄まった。それでも夏感は濃厚。大半の画面が海なので、サマーシーズンの映画ではある。


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さてステイサム。僕より1歳若い。そういう仕事とはいえ老け込む気配ゼロ。体づくりは当たり前に凄い。何よりこういう仕事を受け続けているポジティヴさに賞賛。本作、制作総指揮も兼務。僕も負けてられない。サメ退治にでも行くか。←やめとけ!


メイイン役ツァイ。前作でガラス越しのメガロドンに絶叫してた少女。別キャストと思ってたら同じ役者さんなのね。ジンはジャッキー・チェン新作「ライドオン」にも出演。 シエンナ・ギロリーは「バイオハザードⅡ」のジル役が忘れられない。


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いろいろと文句も書いたが、たぶんこっちが勝手に「サメ映画」に縛られてるだけ。前作未見での本作視聴なら、もっともっと面白かったりして(笑)。個人的にはスーイン(リー・ビンビン)には生きててほしかった。ピピンは生きてた(笑)


問答無用、冷酷無慈悲のサメが相手だった前作。アクション映画要素は強いがギリでサメ映画。本作、小悪党を加えたことで、サメ映画要素はさらに薄い。未見の方は新ジャンルだと思ってどうぞ〜。


あ、巨大生物いっぱいやんって思ってたんだけど、よく見りゃタイトルが「〜ズ」になってる!


 DATA

監督:ベン・ウィートリー/脚本・原案:ジョン・ホーバー/エリック・ホーバー/ディーン・ジョーガリス

出演:ジェイソン・ステイサム/ウー・ジン/ソフィア・ツァイ/クリフ・カーティス/シエンナ・ギロリー



hiroでした。



MEGザ・モンスター←前作は「ズ」がない


トランスポーター←ステイサムの人気シリーズ


スナッチ←ステイサムの出世作になるのかな