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綺麗に完結！
ロキ
在り続ける者（ジョナサン・メジャース）とシルヴィ（ソフィア・ディ・マルティーノ）の戦いの最中に別の時間に飛んだロキ（トム・ヒドルストン）。思い通り時間移動できないなか、どうにか元いた時間のメビウス（オーウェン・ウィルソン）と出会い、TVAの発明家OB（キー・ホイ・クァン）に移動を制御できるよう協力を依頼する。
最も愛されるヴィランの一人ロキ。そのドラマシリーズのシーズン2を視聴。捉えどころがなかったシーズン1だったけど、これだね。1と2のセットで完成形。綺麗に完結。1で撒いたキャラたちがきっちり配置され花を咲かせる。
最大の補強選手がOBことウロボロス。シーズン２からの参戦にしてキーマン。電撃俳優復帰を果たしたクァンのキャスティング含めていい仕事。さらに在り続ける者もうまい味変。演じるメジャーズの問題行動さえなければ…。
メビウス、B-15（ウンミ・モサク）、そしてOBらの過去とTVAにいる理由。それらが明かされ、徐々にTVAの実態、在り続ける者の目的が見えてくる。暴走して無限に枝分かれを続ける時間軸を元に戻すべく、悪戯の神ロキが導き出した一手とは。
できるまで何度もやり直すくだりは日本映画「MONDAYS」を連想（笑）。もう、ド根性。ラストは「GANTZ」っぽい。が、両良作ともほぼ間違いなく関連性はない。だんだんチームっぽくなっていくのは、いかにもMCUらしい流れ。
MCUドラマ初のシーズン２となった人気作。最初はコメディかと思ったら意外とまともなヒーローもの。ロキの顔がヴィランじゃないもの。続編は可能だが、なくても良いキチッとした終わらせ方。ロキの本筋復帰もなくなったわけだが。
本作の在り続ける者＝タイムキーパーをベースに新「アベンジャーズ 」へ展開する予定だったとか。演者の都合で頓挫。代役か、ストーリーの練り直しか。どうする？
hiroでした。
