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面白いのだが…(汗)
トゥームレイダー
亡父(ジョン・ボイト)の遺産を継いだララ(アンジェリーナ・ジョリー)はトレジャーハンターとして世界を飛び回っていた。惑星直列の1週間前、屋敷の隠し部屋にあった古い時計が突然動き出す。時計の中から謎の鍵を見つけたララは、旧知の骨董商に紹介されたパウエル(イアン・グレン)に相談するが、その夜何者かが屋敷を襲撃し、時計を奪っていった。
アンジーをスターダムに押し上げた人気シリーズの第1作を初見。アドベンチャーらしい設定からして面白いのだろうと期待は大。鍛え抜かれた肉体、ロープを使った斬新なアクション、カメラ映えするガンアクション等々人気なのも納得である。
主導権が目まぐるしく変わる展開も、父と娘のベースのストーリーも及第点。当時としても安っぽく感じるセットを差し引いても、本作なかなかの優良コンテンツと言っていい。なのに、なんだろこの適当さ。(←言っちゃった!)
ピンチを脱した時の「よっしゃ!」がないまま次の場面にブツ切りで移動。なので抑揚が少ない。単に描き慣れてないからか。セクシー強めなのも気になる。いや、セクシーは全然いいのだが、カメラワークがセンスなく本作の品を落としてる気が…。
というわけでアンジーは最高のポテンシャルを発揮してワンランクアップ。アクション俳優としての大きな一歩。実父ボイトとの(ちょっとだけ)共演も話題。突然の駆け出しダニエル・クレイグの乱入もビックリ。当時から脱いでいたのね(笑)
有名な父を持つがまだ駆け出し俳優。さらに「バイオハザード」のヒット前なのでゲームネタへのリスペクトも足りなかったかな。「どうせヒットしないよ」と力を抜いて作ったら思いの外アンジーが頑張っちゃって、とかね。
メジャーな作品だし、続編まであるのだから、きっと何かある。そう思って期待大だったのだが…結局のところアンジーの魅力だけでブレイクした、ってことなのかね。←個人的な感想です
DATA
監督:サイモン・ウェスト/脚本:パトリック・マセット/ジョン・ジンマン
出演:アンジェリーナ・ジョリー/イアン・グレン/ノア・テイラー/ダニエル・クレイグ/ジョン・ヴォイト
hiroでした。
*画像は「映画.com」などより引用