イベント上映

 
ヘタレおやぢのおとぎ話!
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ウォンテッド
 
監督:ティムール・ベクマンベトフ/脚本・原案:マイケル・ブラント/デレク・ハース/脚本:クリス・モーガン/音楽:ダニー・エルフマン
出演:ジェームズ・マカヴォイ/アンジェリーナ・ジョリー/モーガン・フリーマン/トーマス・クレッチマン/コモン/マーク・ウォーレン/テレンス・スタンプ
 
顧客管理担当でパニック障害のウェスリー(ジェームズ・マカヴォイ)は、ドラッグストアで見知らぬ男(トーマス・クレッチマン)の襲撃に遭い、謎の美女(アンジェリーナ・ジョリー)に救われる。彼女のアジトに連れて行かれたウェスリーは、ボスのスローン(モーガン・フリーマン)に自分の出生の秘密を聞かされる。
 
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冒頭のキックスタート、ビル間ダイヴでど肝を抜かれる。シカゴに似ている異空間に誘われ、おとぎ話が始まる。
 
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普通のオヤヂが実は切れ者のエージェントで、悪い奴らをたった一人でなぎ倒す。セクシー美女まで出てくれば、おとぎ話と言わずしてなんと言おう。おとぎの国に入ってしまえば、もうなんでもあり。ドラッグストアでガンファイト、公共交通機関の屋根で駆けっこ、6週間で驚異の肉体改造、一人の標的のための何百人単位の犠牲…あり得ないことがあり得てしまう。
 
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これ、大好きでして。ヘタレな男が徐々に変わる。その過程はスポ根でもあり、やがては表情から立ち居振る舞いまでが豹変。エロな同僚(「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 」のクリス・プラットだったらしい)をのして、元カノにたっぷり見せつけるくだりは快哉。人間、自信が大事なんだなと改めて思う。

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想像のはるか上空をいくカーアクション、銃弾を銃弾で弾き返すCG、何度観ても見飽きない、いつまで経っても色褪せない。極めつけはウェスリーが単身敵のアジトに乗り込むところ。撃って、蹴って、奪って、撃って、投げて、斬って…もう何人死んでる?…おとぎ話ですから、ありです。

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マカヴォイ、アンジー、モーガンさんら主要キャストも適材適所。御大テレンス・スタンプもスパイシーに登場。音楽も素敵。至高のエンターテインメントやね。
 
 

hiroでした。
一般劇場ではないのでカウントせず。
再再見なので採点せず。
 
 

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nagiさんに感謝。