44本目(5月12日鑑賞)
アイ・アム・グルート!
監督・脚本:ジェームズ・ガン/音楽:テイラー・ベイツ/音楽監修:デイヴ・ジョーダン
出演:クリス・プラット/ゾーイ・サルダナ/デイヴ・バウティスタ/ヴィン・ディーゼル/ブラッドリー・クーパー/マイケル・ルーカー/カレン・ギラン/ポム・クレメンティエフ/エリザベス・デビッキ/ショーン・ガン/カート・ラッセル/シルベスター・スタローン
“スター・ロード”ピーター(クリス・プラット)、ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)、ドラックス(デイヴ・バウティスタ)、ロケット(ブラッドリー・クーパー)、グルート(ヴィン・ディーゼル)のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは、黄金の惑星ソヴリンのアイーシャ(エリザベス・デビッキ)から怒りを買って攻撃にあう。危ういところを助けてくれたエゴ(カート・ラッセル)は、ピーターの父だと名乗る。
ギャグギャグギャグ。こんなに笑かすヒーローものは他にない。特に今回、わかりやすいネタが満載。低年齢層への配慮か。ん〜、ちょっとクドいな。そのくせ下ネタ混じりなのはハリウッド流。
それでも話は結構マジ。ピーターの出自と実の父との関係。育ての親ヨンドゥ(マイケル・ルーカー)も絡んで本作のキモ。ガモーラの家族も複雑な環境。血を分けた妹ネビュラ(カレン・ギラン)との確執にも注目。
グルートは超絶アイドルに。ベビー声でも担当はヴィンのまま(笑)。ドラックス、ロケットの内面もチラリ。ヨンドゥ部下のクラグリン(ショーン・ガン)はhiroツボになりそうな匂い。
最近頻繁に見かけるラッセルオヤジ。「バーニング・オーシャン」「ワイスピ8」と立て続け。マンティスのポム・クレメンティエフは正規加入?期待大。アイーシャのデビッキはメイク大変そう。そして、あの方もマーベル参加!
おかしくて盛り上がって感動…なのだが好みで言うとまあまあレベル。変顔でとる笑いは安易。ゲームっぽい空中戦が何度も登場。ちょっとお子ちゃま向けに過ぎたかな。
宇宙の果てのこととはいえ、家族間の殺伐さは寂しい。リアリティがあるとも言えるが…SF映画には夢を求めたいなぁ。お子ちゃま向けなら特にね。あ、音楽は相変わらずよい。
エンドテロップ後…マーベル名物のオマケあり。1個だけじゃないので。…ってか冒頭注意テロップいる?早く帰った人は見逃し、いつも最後まで残る人は見逃さない、でいいんじゃね、と思うわけで。
hiroでした。
脚本7 映像7 音響7 配役8 音楽9
38/50