75本目(9月15日鑑賞)

 
威風堂々が目に焼きつく
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キングスマン
 
監督・製作・脚本:マシュー・ボーン/原作:マーク・ミラー/デイブ・ギボンズ/脚本:ジェーン・ゴールドマン/衣装:アリアンヌ・フィリップス/音楽:ヘンリー・ジャックマン/マシュー・マージソン
出演:コリン・ファース/タロン・エガートン/サミュエル・L・ジャクソン/マーク・ストロング/ソフィー・クックソン/ソフィア・ブテラ/ジャック・ダベンポート/マーク・ハミル/ハンナ・アルストロム/ビョルン・フローバルグ/マイケル・ケイン
 
どの国家にも属さないスパイ組織キングスマン。世界屈指の富豪ヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)にエージェント・ランスロット(ジャック・ダベンポート)を殺され、幹部のアーサー(マイケル・ケイン)は代わりのエージェント候補を集めるよう命じる。ハリー(コリン・ファース)はかつて自分の身代わりとなって死んでいった男の息子エグジー(タロン・エガートン)に目をつける。
 
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いやー、おもろい!
 
スパイ映画の緊張あり、青春映画の躍動あり、アクション映画の高揚あり。期待以上の娯楽作。欠けているのは遠慮のみ。大量に人が死ぬ(しかも派手に死ぬ)ので、娯楽だと受け入れる自信のない方にはお薦めしない。←最初に言っとく(笑)
 
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「money for nothing」で導入から掴まれる。カセットテープは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 」っすか? 「そーきたか!」のアニメちっくなオープニング。その楽しさに笑いが溢れる。
 
音楽、言うことなし。威風堂々、まさかの使い方。残虐シーンだということを忘れて、美しさに見惚れ、笑ってしまった。威風堂々、聴くたびに思い出すな、絶対。
 
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CG、生身…アクションにもいろいろある。本作CG系だが、見飽きたなどと侮るなかれ。まだ、こんな見せ方があったのかと拍手。創意工夫と努力を忘れちゃいけない。
 
オスカー俳優コリンもキレキレのバトル。スーツアクションといえばステイサムだが、コリンは脱がない。秘密道具の数々も魅力的。イーサン・ハントのそれとは違い、英国紳士のアイテムなのが素敵すぎる。たぶん、あの傘、みんな欲しがる。

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そのコリン。トップ・クレジットながら、主役はエグジーのエガートン。初見。最初はもさい感があったけれど、終盤、スーツ+メガネでコリンにクリソツに。マッチョだったら、そうはいかなかったろうな。
 
コリン、ジャクソン、ケイン、そしてマーク・ストロング…ベテランが、若手を支えるサイコーの仕事。コリン以外はアクションはないけど、それぞれ強烈な個性。マークはhiroのツボ。

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エガートンの相棒ソフィー・クックソン、義足の宿敵ソフィア・ブテラ共に魅力的。プリンセスのハンナ・アムストロムが僅かな出演時間ながら印象に残る。
 
あ。マーク・ハミルもいる。ブロ友さんに事前に聞いていながら、すっかり忘れていた。

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予告で「コリンすげー!」と思ってたアクションが実はクリソツなエガートンだったり。候補生たちが「X-MEN ファースト・ジェネレーション 」っぽかったり。「シャイニング」風が入ってたり。
 
中盤予想外の展開もあり、何が起こるかわからない130分。あまり語り過ぎないように注意したつもりだけど…勘のいい方がピンと来ちゃったらごめんなさい。
 
 
hiroでした。
JBのところが一番ハラハラした。
 
 

脚本7 映像9 音響8 配役8 他(音楽)9

41/50

サマシネキャンペーン当選のムビチケで鑑賞。ありがとう、カメラ男。