HDD鑑賞
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
監督・脚本:マシュー・ヴォーン
脚本:ジェーン・ゴールドマン
ストーリー:ブライアン・シンガー
出演:ジェームズ・マカヴォイ/マイケル・ファスベンダー/ケヴィン・ベーコン/ローズ・バーン/ジャニュアリー・ジョーンズ/オリヴァー・ブラット/ジェニファー・ローレンス/ニコラス・ホルト/ゾーイ・クラヴィッツ/ルーカス・ティル/ジェイソン・フレミング/キャレブ・ランドリー・ジョーンズ/エディ・ガテギ/アレックス・ゴンザレス
幼いころから自身が持つテレパシー能力に悩んでいたチャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)は、思いのままに姿を変えられる少女レイブン(ジェニファー・ローレンス)と出会う。お互いがミュータントであることを知り、同じく能力におびえるレイブンを匿い、兄妹同然に暮らしてきた。
チャールズの能力に目を付けたCIAはモイラ(ローズ・バーン)を派遣し、ショウ(ケヴィン・ベーコン)が企てる人類破滅計画の阻止に協力を要請する。ショウを追ううちに、ショウに復讐心を燃やすエリック(マイケル・ファスベンダー)と出会う。あらゆる鉄を自在に操るエリックと手を組むエリックは、彼の能力で世界に散らばる若いミュータントを集め、チームとしての訓練を始める。
チャールズが仲間を探し…
過去記事が見当たらないと思ってたら、これ観たのは、ブログを始める前。新作「X-MEN:フューチャー&パスト
」を鑑賞。本作も新作煽り地デジ放送を録画していたので、改めて鑑賞。順番逆だろ、と思いつつ、あえてこれをレビュー。
なるほど、本編シリーズのプロフェッサーXとマグニートの微妙な関係がよくわかる。つくづくバカな人間たち。差別・偏見大国への風刺か。そんな目にあってなお、人類守ろうとする「良い子」チャールズ。怒れる「悪い子(?)」エリック。ラストに人類がミュータントに与えた仕打ちは、未来の二人の道を分かつ。
最初のチームを結成。
子供の頃からX-MENに慣れ親しんでるわけじゃない日本人。X-MEN偏差値が低い我々にとってはありがたい作品。
若いミュータントたちの苦悩と喜び、失意と愛。SFアクションに加えて挿入された学園青春系。ミスティークとビーストの原点も、青春。「ワンピース」的な能力のワクワクと「ハリー・ポッター」的なトキメキが、ここにある。ご新規さん獲得のウリもこの辺か。
敵は我らがベーコン。
現在のXとマグニートを演じる二人はご高齢(超元気だけど)。特にマッケランさんはガンダルフのかけもちでお忙しそう。この若返りはステキすぎる。
マカヴォイはhiroのお気に入り作品「ウォンテッド」以来のアクションヒーロー…と思いきや頭脳系ヒーローだった。(笑)
ファスベンダーは今が旬。まさに食べごろ。正義と悪のはざまで揺れる男…まるでアナキン。マグニートが悪に堕ちる、その堕ち方、今後の脚本と彼の演技に注目だ。
ジェニファー、ホルトら「フューチャー&パスト」への続投キャラは多い。未見の方は新作鑑賞後でもご覧になられることを推奨。ちなみにエンジェル役のゾーイ・クラヴィッツは、あのアーティストの娘さん。
…そしてマグニートが誕生!
X-MENを知るうえで、必見の一本。
Xとマグニートの間にあるのは、敵対だけじゃないもよう。
もしかして…愛…かしら?
「一昨日来やがれ」は爆笑! 新作で回収されていたのも歓喜。
hiroでした。
人物がやたら多くて賑やかな新作より、落ち着いて観れるこっちのほうが好きだな~。