63本目(11月10日鑑賞)
ドラキュラZERO
監督:ゲイリー・ショア
脚本:マット・サザマ&バーク・シャープレス
衣裳:ナイラ・ディクソン
出演:ルーク・エヴァンス/サラ・ガドン/ドミニク・クーパー/アート・パーキンソン/チャールズ・ダンス/ディアルマド・ムルタ/ポール・カイエ
トランシルヴァニアの君主ヴラド3世(ルーク・エヴァンス)は、「串刺し公」と恐れられた過去を捨て、妻ミレナ(サラ・ガドン)、一人息子のインゲラス(アート・パーキンソン)と共に平和な国を築いていた。
大国オスマンの横暴に反旗を翻したヴラドは、皇帝メフメト2世(ドミニク・クーパー)率いる兵団に対抗し得る力を手に入れようと、魔物が棲む山に入った。
色っぽい男が観たくってね。
ルーク・エヴァンス、聞いたことあると思ったら、「ホビット 竜に奪われた王国 」に出てるパパじゃないですか。こりゃ女性人気、上がりますわ。
ドミニクは「リンカーン/秘密の書 」のヴァンパイアハンターの師匠ですね。またしてもヴァンパイア相手とは。ルックスは相変わらずのパパイヤ鈴木っぷりです。
90分のコンパクトサイズ。ドラキュラを謳ったアクションかな、レベルの期待だった。これ、よかったよ。
コンパクトさがスピーディー。話もややこしくない。展開は予測がついちゃうけど、ドラキュラですから「私の血を吸って」的愛は、なくてはならないお約束。
暗がりCGなので、何が起きてるのかわからない。粗が出ない潔さ。終盤のドラキュラ軍は「バイオハザード」かと勘違い。
音楽、映像のセンスがよい。ルークの色気も滲み出る。チョイ役家臣も、実にイケメン揃い。ワクワクします。
愛と哀しみのドラキュラ。「血への渇望」と「心の葛藤」が少し弱いけど、極上のラブストーリーにホロホロっと心も濡れる。
「その男、悪にして英雄」。このキャッチ、かっこよすぎる。
多くの愛するものを失ったヴラド。悲しすぎる英雄に手向けられたラストは小粋。
…と思ったら謎の男が現れる。謎が謎呼び次回へ続く?…ここで終わらせた方が余韻が素敵なんだけど。
hiroでした。
脚本8 映像8 音響8 配役8 他(音楽)8
計40/50