11本目（3月1日鑑賞）
終わってないし…
ホビット 竜に奪われた王国
監督・製作・脚本：ピーター・ジャクソン
製作・脚本：フラン・ウォルシュ
脚本・共同制作：フィリッパ・ボウエン
脚本：ギレルモ・デル・トロ
音楽：ハワード・ショア
出演：イアン・マッケラン/マーティン・フリーマン/リチャード・アーミティッジ/スティーブン・フライ/ベネディクト・カンバーバッチ/エバンジェリン・リリー/リー・ペイス/ルーク・エバンス/ケン・ストット/ジェイムズ・ネスビット/オーランド・ブルーム/ミカエル・パーシュブラント/シルベスター・マッコイ/エイダン・ターナー/ディーン・オゴーマン/グレアム・マクタビッシュ/アダム・ブラウン/ピーター・ハンブルトン/ジョン・カレン/マーク・ハドロウ/ジェド・ブロフィー/ウィリアム・キルシャー/スティーブン・ハンター/ジョン・ベル/マヌー・ベネット/ローレンス・マコール
失われたドワーフの王国を奪還すべく旅に出たドワーフ族の王トーリン（リチャード・アーミティッジ）らと魔法使いガンダルフ（イアン・マッケラン）、忍びの者ホビット族のビルボ（マーティン・フリーマン）の一行。旅の途中、頻繁に現れるオークの動きに強大な悪の存在を感じ取ったガンダルフは、一人別行動に出る。
一方、ドワーフの王国を滅ぼした邪悪な竜スマウグ（ＶＣベネディクト・カンバーバッチ）が棲むはなれ山へと向かうトーリン一行は、オークの襲撃逃れ、エルフの棲む闇の森に入るが、スランドゥイル（リー・ペイス）、レゴラス（オーランド・ブルーム）らに捕えられる。ドワーフのキーリ（エイダン・ターナー）とエルフのタウリエル（エバンジェリン・リリー）が心を通わせる中、追手のオークがエルフの集落を襲う。
働く老人マッケラン。
前作の直前映像から始まる。で、前作部分をすっ飛ばして12か月後。で、旅の続きの始まり始まり、って構成。
そんな構成に気付かないhiro。ひたすら彼らの旅路を追う。直前の前作テレビ放映がなかったのは痛い。なんで彼らが旅をしていたのか、全然思い出せず。観てればそのうち思い出すだろうと。
トーリンが「王の証」を竜から取り返すための旅だったもよう。強靭なオークが出てきて、姑息なエルフが出てきて、戦ってる間に「ロード・オブ・ザ・リング」の悪玉も出てくる。単なる冒険の話かと思ってたら、「スター・ウォーズ」的な造りなんだということに、いまさら気づく。
竜の声担当のカンバーバッチとは、
人気ドラマ「シャーロック」のコンビ。
そして、今作、終盤、倒したと思った竜が実はまだ元気。「俺のホントの力、みせたるわ」と飛び立つ。向かったのはかつて竜が滅ぼした村。あの悲劇再び。「えー、どうしよう」で次回に続く。
最近、多い。頼むから、キリがいいとこで終えてほしい。ネタバレかと思いもしたけど、これは知っておいた方がいい、と思い書いた。だって、これ観たら、次観ないわけいかなくなるからね。
紅一点的な活躍のリリー。
というわけで、旅は終わらない。ただ、単なる中継ぎではない。めちゃくちゃ男臭かった前作。しかし今作は、恋模様など入ってきたり、まさかのイケメン祭りの様相も。このテコ入れは悪くない。
トーリンは、前作から「ああ、アラゴルン担当ね」という位置付け。山の小人ドワーフにあって、やはり王の風格。前作からのチームメイト・キーリは、前から目を引いていた。今作ではドワーフとエルフの禁断の恋。あの容姿は、やっぱそういう役だよね。その恋のお相手はエルフのタウリエル。二人の恋の行方やいかに。
あの頃君は若かった。
その恋に一石投じそうなのがレゴラス。キーリとタウリエルとの三角関係に発展かと。ご存知「ロード・オブ～」でも登場のブルーム。エルフは何百年も生きる。だから数十年後の物語「ロード・オブ～」の旅でも同じ容姿。…であるが、ブルーム、少し、歳とったかな。ちなみに、ドワーフ一行の中に「ロード・オブ～」のギムリのパパもいることが判明。ウソップとヤソップみたいなもんか。
イケメン祭り！
終盤、一行を助けるバルド。初登場のルーク・エバンス。妻を失ったレジスタンス。竜を射る黒い矢をもっている。何やらいわくありげな人物。たぶん最終章では、最も重要な役になる。イケメン祭りは次作に続く。
マッケランは元気である。「X-MEN」も進行中。マーティンの盟友カンバーバッチも竜の声で間接共演。作品の評価はまだ不明。次回作を待とう。
新技術ハイフレーム・レートの映像を初体験。IMAXやウルティラ等々の特大スクリーン時代。この技術は素晴らしい。今作は暗い画面が多くてこのクオリティ。明るい映像で観てみたい。３Dにも向いている。
今作について、あとひとことだけ、いい？
長い。
hiroでした。
脚本６ 映像８ 音響７ 配役６ 他（編集）６
計３３/５０