6本目(2月1日鑑賞)

ピンチ! ピンチ! 頼みはロキ!
t1
マイティー・ソー ダーク・ワールド


監督:アラン・テイラー
脚本:クリストファー・L・ヨストANDクリストファー・マルクス&スティーヴン・マクフィーリー
音楽:ブライアン・タイラー
出演:クリス・ヘムズワース/ナタリー・ポートマン/トム・ヒドルストン/ステラン・スカルスガルド/イドリス・エルバ/クリストファー・エクルストン/アドウェール・アキノエ=アグバエ/カット・デニングス/レイ・スティーヴンソン/ザッカリー・レヴィ/浅野忠信/ジェイミー・アレクサンダー/クリス・オダウド/アリス・クリーグ/レネ・ルッソ/アンソニー・ホプキンス

(これまでのあらすじ)

全宇宙の9つの世界を治めるアスガルドの王オーディン(アンソニー・ホプキンス)は、次男で実子ではないロキ(トム・ヒドルストン)の反乱を収拾した長男ソー(クリス・ヘムズワース)への王位継承を決める。しかし、当のソーは実力不足を理由に修行を続ける、と王位を辞退し、地球を舞台にした「アベンジャーズの戦い」などで経験を積んでいた。

(「マイティ・ソー ダークワールド」のあらすじ)

「アベンジャーズの戦い」から1年。9つの世界がひとつに並ぶ「直列」が近づいたとき、かつて全宇宙を闇で覆おうと画策したダークエルフのマレキス(クリストファー・エクルストン)が残した兵器エーテルが活動を始めた。

ロキの反乱で地球に飛ばされたソーを救って以来、ソーのことが心から離れない科学者ジェーン(ナタリー・ポートマン)。ロンドン近郊で不思議な重力現象の報告を受け、現地に調査に向かったジェーンは、時空の裂け目に吸い寄せられ、封印されていたエーテルを体内に取り込こんでしまう。

アスガルドで全宇宙を監視していたヘイルダム(イドリス・エルバ)に、この事態を知らされたソーは地球に飛び、ジェーンの身を守るためにアスガルドに連れ帰る。アスガルドにジェーン=エーテルがあることを感知したマレキスはアスガルドを襲うが、ソーの母フリッガ(レネ・ルッソ)が命に換えてジェーンを守る。

ジェーンの体からエーテルを取り出し、破壊するため、幽閉されていたロキに協力を求めるソー。全宇宙を守るための戦いが始まる。

t2

暴れん坊王子はずいぶん大人に。


細かい設定はあるけれど、細かい説明もあまりなし。なので、そんなに気にする必要なし。ジェーンが危ない。ジェーンを救え。宇宙を救え。そんな話。

とにかく敵が強い。ってかアスガルドが貧弱すぎる。一次攻撃であの被害。王妃まで失う始末。オーディンよ、あなたはホントに全宇宙のトップなのか。

エーテルもよりによってジェーンに憑りつく。そして、なぜか地球が襲われる。時空の裂け目は各世界にあるはずなのに。よりによってグリニッジ。

まあ、いいや。


t3

ダークエルフ? 耳がエルフなんだね。


細かいツッコミはするだけ損、そんなもんは忘れてしまおう。乗ったもんの勝ち。乗ってしまえば、払った分くらいは回収できる、十分に。

イイモンたちに襲いかかるピンチ。しのいだと思ったらまたピンチ。裏をかいたはずが失敗に終わり、またピンチ。「スタートレック イントゥ・ダークネス 」を思い出す忙しさ。「たすけて~ドラえも~ん!」

ドーン! ゴーン! バーン! ソーが空から降ってきて、手にしたハンマーで大地をドンッーン! 空気を震わす大振動。正義の振動は、敵しか倒さない。仲間は平気なのは、そういうことだと思う。

2Dで観てもこの消耗。3Dならどうなったことか。IMAX3Dも公開中。はたして劇場から生還できるのか。


t4

「NYに来てたのに顔ださないわけ?」

アベンジャーズに嫉妬?


浅野忠信はゲスト出演? 出てきてすぐに蚊帳の外。最後のピンチ、加勢に現れればカッコいい、なんて思ったり。とはいえ、日本育ちのhiroには仲間たちのキャラが今ひとつつかめない。

ホプキンスさんは、あんな役でいいのか? 王なのに王らしくない。王なのに強くない。挙句に最後はどこに行ったんだ? 続編で帰ってくることを望む。

ポートマンはじめ、地球人メンバーは健在。むしろパワーアップ。新メンバーまで加わって、ラブコメ要素も増量中。ヘンタイ要素も増量中。
で~、アベンジャーズ・プロジェクトの陰の主役。ロキ様。クールだったり、しょげてたり、アベンジャーズの彼に変身したり、泣かせたり。千変万化。最後の最後までわからない男。ってか、終わってもわからない男。


t5
シリーズ最高のラッキーマンかもね。


上映の冒頭に、エンドロール後に「お楽しみ映像があるから帰るな」と警告。で、本編後に「お楽しみ」っぽい映像…それは続編への前フリ。お楽しみはエンドテロップが全部流れた後だよ。


原作は9つの世界それぞれにエピソードがあるんでしたっけ。とくれば、いくらでもネタはあるわけだ。



hiroでした。



脚本5 映像8 音響8 配役7 他(構成)7

35/50