坊を預けてあまり長旅もできないので、もぅ何年も行ってないです。
バリ土産、居眠りお姉さんの小さな石像
実はお姉さん達、豊穣の神様らしい・・・。
居眠りお姉さんだなんて 罰当たりな と、友人に叱られました
いい夢見られそうなので、枕元のテーブルに仲良く座ってもらってます。
さてさて、今回ご紹介したいのは これ
楽器 鉄琴
エナジーチャイムと言います。
インドネシア製で、元々瞑想の時の開始、終了の合図などに使われると
説明があったのですが・・・・・ 用途はイマイチ不明です。
ヨガ教室や、ショップの呼び鈴などに使われる事もあるようですが、
やっぱりイマイチ不明です。
私が始めてこの音を聞いたのは、青山にあったスパで、
施術の開始時に鳴らしてくれるのですが、なんとも繊細な音で
すぅーっとそのまま眠りに落ちていくような、心地良い音なんですよ
販売もしていたので、そのうち買おうと思っていたら いつのまにか
スパはクローズになってしまい
品物の、正しい名称も分からなかったので、探すのに苦労しました
木製のバチのようなもので軽く弾くように叩くと
それはそれは、良い音が響くのですよ
夏目漱石の『京に着ける夕』に、
真夜中に鳴った古い置時計の時刻を知らせる音を
『チーンと銀椀を象牙の箸で打つような音を立てて鳴った。』
・・・・と、表現しているのですが、正にそんな感じです。
このお話の続きが、
『時計はとくに鳴りやんだが、頭の中はまだ鳴っている。
しかもその鳴り方が、次第に細く、次第に遠く、次第に濃やかに、
耳から耳の奥へ、耳の奥から、脳の中へ、脳の中から、
心の底へ浸み渡って、心の底から、心のつながる所で、
しかも心のついて行く事のできない、遥かなる国へ抜け出して行くように
思われた。』
・・・時報を知らせる音ひとつに、漱石センセイったら
なんともロマンチックですな
まだまだ 上手に鳴らせないので、いつか漱石センセイが聞いた時計の音
みたいに響かせたいものです。
最近、お疲れガールな友達に同じものを送ったところ・・・
ガンガン打ち鳴らしてる様子・・・。
使い方、ちょっと違ってるけど、気に入ってくれたみたいなので
まぁ良かったかな