2024・邦画 悲しす。
監督:佐藤嗣麻子
出演:山﨑賢人 染谷将太 奈緒 安藤政信 村上虹郎 國村隼
呪いや祟りから都を守る陰陽師・安倍晴明の活躍を描いた夢枕獏の小説
「陰陽師」シリーズを原作にした時代劇。
若き日の安倍晴明が、貴族から怪現象の解決を依頼された事をきっかけに、
平安京を脅かす巨大な陰謀と呪いに挑む。
監督は佐藤嗣麻子。
山崎賢人、染谷将太、奈緒のほか、安藤政信、村上虹郎、國村隼らが出演する。
(シネマトゥデイより抜粋)
この間までお高かったが、新作として手の届く値段になったので見た。
Amazonプライム。500円。(良い子の皆は真似しちゃダメよ)
陰陽師の学校「陰陽寮」の学生・安倍晴明は、呪術の天才でありながら
陰陽師に興味を示さず、誰とも仲良くしなかったため、周囲からは
変わり者と目されていた。
そんなある日、晴明は雅楽家としても知られる貴族の源博雅からある依頼を
持ちかけられる。
それは皇族の徽子女王を悩ませている怪奇現象を解決して欲しいというものだった。
こうして晴明は博雅と衝突しながらも、真相を追う晴明と博雅は、ある若者が
変死した事をきっかけに、平安京をも巻き込む凶悪な陰謀に巻き込まれていくのだが…。
<幾ら若いと言ってもさぁ~>
原作は言わずもがな「夢枕獏」氏であるが本作をご覧になって、泣いておられたそう。
それを見た監督も、もらい泣きしたそうで…。(私はそのエピに不満…)
まぁ、監督にしたら原作から外れない様に細心の注意を払って、脚本も書いたそうで
そりゃ~嬉しかったでしょう。
<陰陽師>「野村萬斎」氏の晴明。
(500円出して不満だったので、改めて「陰陽師」も見た)
野村萬斎氏の晴明には、全然文句はない。
<陰陽師>岡野玲子氏のコミックス。
これがまさに私の晴明のイメージ。頭にインプットされて動かない。
狐の子等と噂され、その噂さえ面白がる。でも、その噂実のところ…ホンマチャウかと。
もう、こげな人物と私の中では出来上がっているので、それは仕方がない。
其れを踏まえた上で…感想をば。
「山崎賢人」氏は若手の俳優の中ではわりと好きな方だ。
晴明の若かりし頃のお話を描いた本作。
彼が年を取り、萬斎さんの晴明になるとは、どうにも繋がらん。
100歩譲って、若い頃はこうだったと思う事にする。
やっぱり顔が甘い気がする、ってか、一寸眠そう。
(狐と言うよりは狸じゃね?)
何が嫌だったか、衣装が…嫌で嫌で。(私の楽しみに一つなのだが)
晴明もはだけた感じで、何となくだらしないし。(一つ上の画像)
1人の時だから良いじゃん、てな具合なのか?
博雅の花は何ぞい?メッチャ、チャラ男?
極めつけは徽子女王だが「単袴(ひとえばかま)」夏の部屋着としてあったらしいが
単袴と言うよりは「チョゴリ風」でなんだかなぁ~。
平安風ではなく、韓国風に見えて…。何かにつけて感に障る。ブリブリ…。
(こんな事を言うのは私だけであろうから…)
津田様のナレーションで始まるのだが、少ししたら聞き慣れた言葉にして…と注釈が入る。
その辺は、若者への受け狙いなのかな。
(だから、清明さえも軽い奴に見えてしまった)
若い故に湧き出る様な色気が皆無なのも残念。
お得意の術で「人を殺せるのか?」と問われる。
「ではやって見ましょうか?何方を」と…。(皆一歩下がって、いやいやと…)
ヒキガエルで試すシーンはメッチャ期待値が上がったのだが…。
やっぱ、若いよりも「酸いも甘いも噛分ける」様なお方が良いな。
特に晴明は、やっぱ狐の子かもしれぬと言う、如何わしさが欲しいなぁ~。
(たとえ若くてもさぁ~と思うんだけんども)
と、凝り固まった頭の私の事より、高評価の所へ行っちゃって~。
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