2023・米 ★★★☆☆(3.2)
監督:アンドレ・ウーヴレダル
出演:コーリー・ホーキンズ アシュリン・フランチオージ リーアム・カニンガム
ブラム・ストーカーの小説「吸血鬼ドラキュラ」のエピソードを実写化したホラー。
ルーマニアからロンドンへ向かう船の乗組員達が、船内に出現した
吸血鬼によって恐怖にさらされる。
監督はアンドレ・ウーヴレダル。
コーリー・ホーキンズ、リーアム・カニンガム、デヴィッド・ダストマルチャンのほか、
アシュリン・フランチオージ、ハビエル・ボテット、ウディ・ノーマンらが出演する。
(シネマトゥデイより抜粋)
銭を払って観るのはヤダだけど、何時まで経っても500円を切らないと
覗いては閉じるを繰り返していたが、お世話になっている「スヌさん」が
見放題になっているよと教えて下さり、早速見る事に。Amazonプライム。
ルーマニアのカルパチア地方から、イギリスのロンドンまで、謎めいた50個の
無記名の木箱を運ぶ為チャーターされた帆船デメテル号。
船の乗組員の他に、クレメンス医師やエリオット、エリオットが溺愛する孫のトビーらを
乗せてデメテル号は大海原へ。
だが、その航海の途上で毎夜、不可解な出来事に遭遇する。
ある夜、船内の家畜が惨殺されているのが見つかり、クレメンスは死体に
何者かに咬まれた跡がある事を発見する。
デメテル号船長の航海日誌に記された、およそ1ヵ月におよぶ無慈悲な存在との
対峙の記録をもとに、大海原を渡るデメテル号に何が起こったのか、
そして謎に包まれた50個の木箱の中身を巡る恐怖の物語を知る事となる…。
<想像力の賜物で出来た作品>
本作は、ブラム・ストーカーの古典「吸血鬼ドラキュラ」の中で、イギリスに渡る
ドラキュラを乗せた船「デメテル号」の船長による航海日誌のエピソードを映画化したもの。
どうやら小説内には、ホンのちょっと出て来るだけのエピソードを膨らまして
1ヵ月に及ぶ航海を描いた内容。
<後ろ姿にしておきますね>
人間の姿にも変身するが↑これが原型の様。
ルーマニアからイギリスに、船で運ばれたとは知らなかった。
夜に起き出し、血を吸って、昼間は眠っている。(え?私ですか)
当初は犬の「ハックルベリー」がやられて、ついで家畜がとなるが…。
<クレメンスはケンブリッジ大卒の医師なのに…>
最初はこの航海には役立たないと無視されたが、荷崩れを起こしトビーを身体を張って
助けた為に採用された。(荷物に不気味な紋章を見つけた男が船に乗らなかった為もある)
色々調べるが、家畜を殺したのも見知らぬ黒人のせいと最初は彼を悪者に。
だが荷物の中から、脱水症状を起こしているアンナを助け出し、自分の血を輸血し
何とか助けた。(コレマタ女性が船に乗るのは不吉なので、生き返ったアンナも嫌う)
益々厄介者扱いになってしまう…。
けれども、1人又1人と乗組員が姿を消していく。
怖さは殆ど無いのだけれど、無慈悲な怪物と言う事で、子供もその例外でない。
トビーは「カモン カモン」の可愛い僕がやってました。
ドラキュラって、イメージ的にはドラキュラ城に住む旦那様と言う感じだが…。
色も、陽に当たらぬので真っ白で…って。
だけれど、それは何年も経った後の話で、ラストには「その片鱗が…」きゃぁ~~~。
十字架も効かないし、ニンニクも駄目なんだろうな。
唯一の殺す手段は、太陽光なんだけれど…。
噛まれた人達が太陽光に当たって焼け死ぬシーンは、迫力があったけど。
まぁ、身動き取れない状態にしてるので、ドキドキはない。
小説にちょっとだけ出てきた記述を此処までの作品にする想像力には拍手かな。
でもね、ギレルモ・デル・トロ監督が興味を持っていた案件で、スケジュールの都合で
どうしても合わなくて、アンドレ・ウーヴレダル監督を推薦したとの事。
それを聞くと、どうしてもデル・トロ監督作品を見たいと思ってしまうのはしょうがないよね。
<リーアム・カニンガム氏はつくづく時代モノが似合うお方だな>このお方も好きだ。
最近は「美しい怪物」の代名詞になっておるドラキュラ。
元の容姿を知っても、好きですかい?
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