2024・南アフリカ ★☆☆☆☆(1.3)
監督:マンドラ・デューベ
出演:ボンコ・コーザ コニー・ファーガソン ティム・セロン マササ・ムバンゲニ
デオン・メイヤー氏の同タイトルの映画化。
どうやら、昨日配信開始になった作品らしい。となると、資料もそろわず簡単に記事に。
Netflix。
ズコ・クマロは、愛する妻とその息子のパカと幸せに暮らす男。
妻には、自分の過去は一切話していない。
そんな彼の前に、或る日1人の老人が訪ねて来る。
ズコは「引退したんだ」と言って、話を遮りドアを閉めてしまうが…。
その老人こそが、南アフリカ政府を大きく揺るがしかねない情報を握る男クライン。
だが、彼は政府組織のPIA (大統領情報局)にピッタリマークされている上に肺癌の為に
引退したのを承知でズコにその資料をゆだねる。
妻のマリメにも、パカにも危害が及ぶだろうと想像される。
だが、ズコは誓いを交わしたら最後、引退など出来ない事も承知だった。
けれども、温かい家庭や幸せを取った彼だったが、それが出来るのは
もう彼しかいないと知らされて決断する。
クラインが接触した男として、ズコもマークされるが、上手くPIAを交わしていく。
PIAも、彼を簡単に狙える様な、ごく普通の労働者だと見くびっていた為に
ズコの隠された過去を知らない当局は、やがて酷い代償を払う事になるのだったが…。
<またしても字幕がないが、許してちょんまげ>
観ようかなと思ったのは、解説の部分に「ジョン・ウィック」の様な作品とあるのを見つけて
「じゃぁ~、ジョン・ウィック見るやん!」と思わず苦笑いした為。
(全然違うがな、ホンマ勘弁して~な)
本作の目玉は「デオン・メイヤー」氏の小説が原作だと言う事。
デオン・メイヤー氏とは南アフリカ共和国の小説家で、母語であるアフリカーンス語で
執筆しており、20か国語に翻訳されている。映画やテレビの脚本も手掛けているそう。
(と言う事で、本作の脚本も共同執筆)
ズコは引退した殺し屋(此処が似ているのか?)だが、腕利きである。
引退して、何年も経つが腕利きの捜査官等訳なく倒す実力を持つ。
話は纏まっていたけれど、何でだろうドキドキしない。
まぁ、眼新しい部分がないし、情報が錯綜するでもなく、大統領候補が
どうしようもないゲスな奴なので、思わず「さっさとやっちまいな!」と思ってしまった。
自分では引退したと言っても「殺し屋」故に幸せを求めたいが諦めるってな人で
あって欲しいんだけど。
結局、幸せになった分しっぺ返しが来ると言うアルアルな展開。
すんごい槍を貰うんだけど…。どういう槍なのかとか、何故彼が持っても良いのか?とか
そっちの方が興味が湧いたけど。サラッと…台詞で。
感想としたら「未体験ぐらい」の作品だな。(これで分かってくれるかな)
南アフリカ産の作品って、あまり見ないので比較ができないけれど、後に残らないなぁ~。
そんな感じで御座います。でも卓袱台案件って事ではないので…。
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