2020・米 ★★☆☆☆(2.2)
監督:セリーヌ・ヘルド ローガン・ジョージ
出演:ザイラ・ファーマー セリーヌ・ヘルド ファットリップ
ジェニファー・トスのノンフィクション「モグラびと ニューヨーク地下生活者たち」に
インスピレーションを受けて制作されたドラマ。
暮らしていたニューヨークの地下にあるコミュニティーから出ざるをえなくなった女性と
幼い娘のストーリーが描かれる。
セリーヌ・ヘルド、ローガン・ジョージがメガホンを取り、ヘルドは出演も果たしている。
ザイラ・ファーマー、ヒップホップミュージシャンのファットリップ、
ジャレッド・アブラハムソンらが共演する。(シネマトゥデイより抜粋)
いやぁ~、怖い奴をと思い見始めたが、これ3回位見たなぁ~だった。ヲイ!
で、気持ちも新たにヨサゲなモノで攻めるか?と本作をチョイス。ヨサゲだったのか?
Amazonプライム。
ニューヨーク。
此処には地上での生活を捨て、迷路の様に張り巡らされた地下トンネルで
暮らす人々のコミュニティがあった。
ニッキーと5歳の娘リトルは、貧しさからそんな地下生活を送っていた母娘。
娘を愛する気持ちは誰にも負けないニッキーだったが、その日を生き抜くのに
精一杯の過酷な毎日が続いていた。
そんなある日、廃トンネルで不法居住者の摘発が行われ、母娘は
地上への逃亡を余儀なくされる。
生まれて初めて外の世界に出たリトルを連れて街を彷徨うニッキーだったが…。
<いやぁ~、勘違いしたかも>
ニューヨークに実在する地下生活者コミュニティをモチーフに、地下鉄の廃トンネルに暮らす
母娘の過酷な日常を描いた作品。
パートナー関係の2人監督の初長編作品。
「セリーヌ・ヘルド」監督は、本作の母親役も演じている。
一見したらヨサゲなストーリーな感じだけど、皆さんの本作につけている得点も良くない。
そうなんだよなぁ~。
背中に羽が生えたら地上に出れると信じているリトル5歳。
まだ、未だ地上を見た事が無い。
地下トンネルに家の様なスペースを作り、その日暮らしのニッキーとリトル。
当時は沢山の人が暮らしていたが、トンネルの取り壊しが決まり、随分前に
立ち退きのお知らせが来たモノの、何処にも行けない者はギリギリまで其処に…。
ジョンのお陰で、何とか保護されずに地上には出れたが、一体何処へ。
行き成り地上を見せられたリトルは、うるさいし、眩しいし、パニック状態。
それでもリトルを歩かせて、保護されない所を探さないとと必死である。
そんな2人に誰かが手を差し伸べてくれるのか?
本作は感動も涙する事も無いのは、真面目に働いて日々を暮らしているのになら
理不尽な行政に腹を立てるが、ニッキーはまるで「キリギリス」状態。
その日、今が良ければそれでいいと…。
子供が居るから働けないとか、ヤク中が子供を連れていたら、刑務所行きだとか。
リトルの為に真面目になろうとしたんだろうか?
反対にリトルが健気で、ヤク中のママを抱えながらも色々なモノを調達できる子供だとか?
そう言うのが有れば…。でも、そうなると有り触れているかな。
何とかしようとは思っているニッキーだが…。
リトルの為を考えるなら、早く手放しくれよとさえ思う。
そんな切羽詰まった状態なのに…、何処か甘さが、見えてしまうニッキーに
全く共感が出来ないし、イライラしっぱなしで見た。
タダ、唯一の救いはリトルが言う事を聞かなくても、手をあげて叱ったりしないニッキー。
でも、ヤクを買う金があるのなら…と思うけれど。
そして鬼の私は、最後に呟く「遅いわ」と。
最後まで書いて全部消してしまって、そんな自分にも怒りながら書き直しているので
優しくはなれないな。
取り敢えず、ヨサゲと勝手に考えて見たけれど違いました。と言う報告をば。
←このバナーより、どうか一つ、ポチッとなをくれなきゃ暴れ捲るゾウ
にほんブログ村