1975・米 ★★★☆☆(3.7)
監督:ディック・リチャーズ
出演:ロバート・ミッチャム シャーロット・ランプリング ジョン・アイアランド
過去に2度映画化されているチャンドラー原作のハードボイルド小説の古典的名作。
ロバート・ミッチャムが、お馴染みの名探偵マーロウに扮して、いぶしぎんの渋い味を発揮。
シャーロット・ランプリングが甘く危険な魅力を放つ悪女役を好演。
スリーピング・アイと呼ばれる代表格の顔面。私はあんまり好きじゃ無いので
このお方の作品を見ていなかったのかな?U-NEXT。
1941年、ロサンゼルス。
私立探偵フィリップ・マーロウは、銀行強盗をし刑務所から出所してきたばかりの
大男マロイから、探し人の依頼をされる。
彼の昔の恋人ヴェルマの居所を捜し始める。
嘗て、彼女が歌手として働いていたナイトクラブの元同僚達の話を手掛かりに、
マーロウは懸命にヴェルマの行方を追うが、なかなか彼女の消息はつかめない。
その上、マーロウがこの件に深く踏み込む程に周囲で次々と殺人が起きていく。
やがて、マーロウは捜索中に美しい富豪夫人と出会い、恋に落ちるのだが…。
<字幕はないけど雰囲気は分るよね>
昨日に続き、探偵マーロウが活躍する作品。
調べたら、結構なお方達がマーロウ役をされている。
先ずは、大人の魅力のマーロウを演じている「ロバート・ミッチャム」氏。
(予告を探している時に吹き替えの声を聴いて苦笑い。声だけで最早別人やん)
大人の魅力には、低音ヴォイスが必須だわよ。
<一番最初に聞きに行く、嘗てを知る女性>バーボン好きだが、良い男も好き。
喰われそうになるが、誰かれ構わずと言う訳じゃないので、おばちゃんはパス。
<もっと凄いのが出てきた、娼館のラスボス>マーロウにお見舞いする半端ないビンタ。
<夫が見てようがお構いなしな富豪夫人>マーロウの好みらしい。彼女から誘う。
ランプリング様も若くて美しいが、度胸が据わってるのね。怖いもんなしなお方。
<此処に出ているのがスタローンさん>一番右。ラスボスの手下。結構写ってたぜ。
(痩せてて、彼も眠い目を持つ男だな、ベッドシーンも…)
<噂の大男・マロイ>彼が音信不通になった彼女を探して欲しいと…。
だが、マロイを追っている人々が多すぎて、マーロウさんも何時もは持たない銃も携帯。
マロイは秘密の場所に姿を隠していて、マーロウさんしか連絡がつかない為に
マーロウも命が狙われる…。
まぁ、このストーリーは割かし単純で、スグにオチは分ってしまうのだけれど。
マーロウさんを筆頭に、台詞がなかなか良いのよね。(皮肉な感じで…)
黒人の住む古いホテルで「エレ―ベータは何処だ?」ってマーロウが聞くと
「見た事ないね」とホテルの受付がにやけ顔で答える。
そうそう、マーロウさんは仲の良い刑事が居るんだけ(どうやらレギュラーキャラ)
ドアを開けるのに暗号を言うのよ。
「白雪姫だ」「小人はいるのか?」「いいや、1人だ」と言う感じ。
(いかつい顔の刑事が白雪姫とは…)
こう言う台詞が、声に合ってるって思ったんだけど。
このマーロウさんも「原作ファン」のお方達からは総スカンを食ったそうだが。
誰なら良いのでしょうね。
軽妙な会話と共に音楽も忘れちゃいけないアイテム。
これが良いんだわ~。
結構、気に入った作品になったが…、他を見て行くうちに順位は下がるのか?上がるのか?
(順位はつけませんけどね)
と言う事で、こんなん見ましたけど~。ちゅー報告まで。
←このバナーより、どうか一つ、ポチッとなをくれなきゃ暴れ捲るゾウ
にほんブログ村