SISU/シス 不死身の男(R15+) | 新・伝説のhiropoo映画日記

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そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

         

2022・フィンランド     ★★★★☆(4.1)

           

監督:ヤルマリ・ヘランダー

出演:ヨルマ・トンミラ アクセル・ヘニー ジャック・ドゥーラン ミモサ・ヴィッラモ

 

 

第2次世界大戦末期のフィンランドを舞台に、1人の老兵がナチスドイツの戦車隊と

激闘を繰り広げるバイオレンスアクション。

 

監督を務めたのはヤルマリ・ヘランダー。

 

ヨルマ・トンミラが不死身の老兵を演じ、アクセル・ヘニー、ジャック・ドゥーランのほか、

ミモサ・ヴィッラモ、オンニ・トンミラらが出演する。(シネマトゥデイより抜粋)

 

 

 

ブタ

皆さん口を揃えて面白かったと。ホンの2~3日前まで高額な銭が要ったのだが

3月に入って見放題と相成った。誠にありがたや。Amazonプライム。

            

            

1944年。

ソ連に侵攻され、ナチスドイツに国土を焼き尽くされたフィンランド。

 

老兵アアタミ・コルピは、掘り当てた金塊を隠し持ち、愛犬ウッコと共に

凍てつく荒野を旅していた。

 

             

やがて彼は、ブルーノ・ヘルドルフ中尉率いるナチスの戦車隊に遭遇し金塊と命を狙われる。

 

           

手にはツルハシ1本しかなく、絶体絶命かに思われた。

 

が、彼こそは嘗てソビエトとの戦争で、たった1人で敵兵300人を殺した伝説の兵士。

 

そして、アアタミは使い古したツルハシ1本と不屈の精神を武器に、次々と敵を

血祭りにあげていくのだった…。

 

 

<ハッスル爺ちゃんと思いきや…>

 

タイトルの「SISU(シス)」とはフィンランドの言葉で、日本語への正確な翻訳は難しいが、

全ての希望が失われた時に現れるという、不屈の精神の様な意味合いを持つ。

        

この爺っ様、不死身じゃなくて、決して死なない精神を持つ男。

(最後の最期まで諦めない。まぁ、分厚い鉄板の精神なので諦めるとか無い)

      

目を瞑っても、ちょっと休もう位の考え。

(まぁ、それが例え首括られて、吊るされたとしても…)

          

         

誰もが知ってる男。

笑うのが、無線で男を倒しに向かってると報告したら「すぐにUターンしてノルウェーに」と。

無事でラッキーだ、もう構うな。と、欲しい命令でなく、とっとと逃げろ~の命令。

          

       

ところが「あんな爺さん1人に大袈裟に…」と、命令を無視して爺さんを殺して金を頂こうと。

それが、あんたの運の尽き…。

         

もう笑っちゃう位、スーパーマン的な部分もあるが、ロシア軍300人は嘘じゃねぇ~と

思う程。

         

         

このぬいぐるみの様な、ホワホワのウッコがメサメサキュート。

このバディ―には、誰もがやられる。

         

          

何故、不屈の精神の持ち主なのか?何故、たった1人なのか?

     

そして何故、伝説の男と呼ばれるのか。(それは見ない事には分からない)

         

捉えられていた女性達が含み笑いをするところがメッサ好き。

(期待に応えるのよ~、この爺っ様)

          

爺様自身は殆ど話しませんが、こういう武勇伝的なモノは他人から聞く方が…ねぇ~。

           

何処かで見たで爺様(爺様言うてますが、65歳っす)と思ったら…。

ビッグゲーム 大統領と少年ハンター」同じ監督に実息子と一緒に出演。

      

本作にも息子さんも出ておりました。

 

<一番右 「オンニ・トンミラ」氏 25歳>大統領~10年ですから、大きくなったな。

            

 

見所は、爺っ様の不屈の精神力ですな。

そして、ラストのホクホク加減。憎い終わり方だなぁ~。

         

よせばいいのに、寝た子を起こすナチの野郎…。

お後が宜しようで…。

          

 

 

 

 

 

 

 

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