2020・韓国 ★★★☆☆(3.1)
監督:パク・チワン
出演:キム・ヘス イ・ジョンウン ノ・ジョンウィ キム・ソニョン
本作が長編デビュー作となるパク・チワン監督によるヒューマンドラマ。
離島で起きた少女失踪の事務処理をする為に現地を訪れた女性刑事が、
少女の過酷な境遇と抱えていた苦悩を知る。
キム・ヘス、イ・ジョンウン、ノ・ジョンウィのほか、キム・ソニョン、イ・サンヨプ、
ムン・ジョンヒらが出演する。(シネマトゥデイより抜粋)
ネットニュースで話題になっておった作品で、少し早く見る事が出来た。
U-NEXT。399円。(ポイントです)アマプラは12日配信開始(勿論、銭がいる)
台風が吹き荒れる夜、1人の少女が遺書を残して離島の絶壁から身を投げた。
休職を経て復帰した刑事ヒョンスは、少女の失踪を自殺として処理する為島へ向かう。
少女セジンは、死んだ父が関係した事件の重要参考人として、村で保護観察を受けていた。
当時彼女の保護を担当した元刑事や最後に彼女を目撃した大家の女性から話を聞くうち
ヒョンスは彼女の孤独と苦悩に胸を痛める。
セジンの在りし日に心を痛めると共に、自身の境遇と重ね合わせて、
益々感情移入する様に。
遂には、上司の制止を振り切って捜査に深入りしていくのだったが…。
兎に角「キム・ヘス」姐さんにしたら、地味な小さな作品。
その辺は珍しくて、ほぅ~と思ったけれど。
前半、断片的な情報量が多い割には、思わず「?」となる部分が。
ヒョンスは警察大学を首席で卒業する等、エリートであったが…。
気が付くと、夫は長年浮気をして裏切られ、離婚する為に情報操作され
ヒョンスも浮気をしていた事に…。
その上に捜査中に人身事故を起こしてしまい、休職中だったが
懲戒審議会の前に心証を少しでも良く見せるべく、上司の計らいで
島で起こった少女の自殺の報告書を作る仕事を受ける。
島に行ってみると自殺と断定する為の遺体がない。セジンが履いていた靴と遺書。
最後に話したとされている、名前では呼ばれず「スンチョンから来た人」と呼ばれる人物。
彼女も訳有りなのだろう、農薬を飲み、後遺症で声が出ない。
その為島の人とは関わりを持たず、寝たきりの姪の世話をしているらしい。
島の人々は優しく話好きで、色々な噂話を教えてくれたが…。
保護観察中に付き添った2人の刑事が1人は仕事を辞め、1人は産休中。
電話をしたら、退職したので話す事は無いと言ったきり電話連絡も取れなくなってしまった。
産休の女性にも聞き取り調査に行くが、何かを隠している様な…。
何一つ解明されるどころか、ドンドン霧が濃くなる様な現状にヒョンスは
益々セジンについての調査に没頭して行く…。
とまぁ、明るさ等、微塵もないストーリーだが、ラストのラストで…。
(これもさぁ~、読めるんだよね~)
だから、イマイチ感動する事もなく終っちゃったけれど。
主役の「キム・ヘス」姐さんよりも、スンチョンから来た人の「イ・ジョンウン」氏が
良いよね~。
(花柄のTシャツに花柄のパンツと言う、如何にもの服装に思わず笑ったが…)
多分、ミステリー感を出そうと頑張ったせいで、採っ散らかった感じに思う
ストーリーになったのだろうが。
こう言う想像を膨らませちゃう作品は、凄い想像しちゃうもんで、
えぇ~!もっと何かあるやろうと…思ってしまうのは私だけなんでしょうか、ねぇ~。
見放題になってから、見たい貴方様はどうぞって感じかな?知らんけど。
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