2021・伊・ベルギー ★★☆☆☆(2.9)
監督:ガブリエーレ・マイネッティ
出演:クラウディオ・サンタマリア アウロラ・ジョヴィナッツォ フランツ・ロゴフスキ
ガブリエーレ・マイネッティ監督が、特殊な能力を持つサーカス団と
ナチス・ドイツのバトルを描いた異色アクション。
第2次世界大戦下、ユダヤ人のサーカス団長が失踪してしまい、
残された団員達がナチス・ドイツの広告塔であるサーカス団に入団する。
出演はクラウディオ・サンタマリアや、アウロラ・ジョヴィナッツォ、ピエトロ・カステリット等。
(シネマトゥデイより抜粋)
前作が大好きだった監督の2作目作品。これは見ない訳にはいかないよね~。
Amazonプライム。400円。
第2次世界大戦下のイタリア。
ユダヤ人の団長・イスラエルが率いる小さなサーカス団。
光と電気を操る少女「マティルデ」アルビノの虫使い「チェンチオ」
多毛症の怪力男「フルヴィオ」磁石人間「マリオ」の道化師と、その特殊な能力のせいで
普通に暮らす事が出来ない団員達が肩を寄せ合いながら暮らしていた。
イタリア国内でもナチス・ドイツの影響が強まる中、戦火を逃がれてサーカス団ごと
アメリカへの脱出を考えていた団長のイスラエルが、突然姿を消してしまう。
マティルデは団長探しに奔走するが、フルヴィオら3人は仕事を求め、
ド派手なパフォーマンスが話題のベルリン・サーカス団の門を叩く。
しかし、団長のフランツはナチスを勝利に導く異能力者を探し出し、
人体実験を繰り返すという裏の顔を持つ男だった…。
監督の前作と言うのは「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」メッサお気に入りの作品。
まぁ、今回もヒーローらしからぬ、ヒーロー達のお話なんだが、ねぇ。
他国の映画を見ない人なら、おぉォ~って事になるんだろうけれど、これがね
超能力系のヒーローなので…、一寸ねって感じ。
ストーリーの中でも、光と電気を操る少女だけが超目視されて、又彼女が本気で
能力を出せないと頑なに言うもんだから…。
磁石とか虫は、本気の闘いでは戦力にはならないからね。
パルチザンの人々に助けて貰ったマティルデだけど、パルチザンの手助けをするのを断る。
当然、助けてやったのに…とか言われて、我慢出来ずに理由を言ったけど…。
誰もが…口をつぐんだ。(この辺もX-MANにもいたよねって感じだしね)
まぁ、最終的にとんでもない力を魅せるんだけど。
その活躍が、ナチに捕まり、強制連行されるユダヤの人々を助ける…って事に
繋がるんだけど。
本作のメチャメチャ良い所は、オープニングの彼等のサーカスの出し物が見れる。
其れがね、団長の効果音の使い方が、ナイスでそのシーンを3回も見てしまった。
ナチと絡めた所が、私としては作為的よね~って感じで、得点はあまり良くない。
ベルリンの団長のフランツも結局は、家族やナチのお偉方に認められたい、
フリークで、闘う4人と何にも変わらんのにね…。
フランツの兄さんがラスボスで、フランツはどちらの気持ちも分かる…というのは
どうかな?(ちょっとフランツが哀れだったし。真の超能力があるのに)
イタリア版、たった4人のX-MANはどうかな?
(これ見ながら「グレイテスト・ショーマン」を思い出したよ。ホンマ好きなのよ)
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