２０２１・韓国 ★☆☆☆☆(1.2)
監督：ヨム・ジョンウォン
出演：チョ・ハンソン ファン・ボウン カン・ビョル チョン・テウ
存在感なく生きてきた３０年余り。つまらない人生を生きてきたある男が偶然、
伝説のタイガーマスクを手にし、一夜にして別人に変わる物語。
何か今日も惨事が映し出されて…。新年から、全く調子が出ない。
昨日、見た作品だが…。Amazonプライム。
３０年余り、つまらない人生を生きてきたコンピョン。
務める会社では激務に悩まされ、片思いの相手に振られ、友人達にも裏切られそんな人生。
ある日、幼い頃に通っていた故郷の「真薬師」を訪れ、館長が伝説の
タイガーマスクだったことを知る。
その後、しばらくして、館長が逝去したというニュースを見る。
再び「真薬師」を訪れたコンピョンは、館長の遺言を聞き、彼が残した手紙と
タイガーマスクを手にする。
「真薬師」を守って欲しいという遺言により、コンピョンは新たなタイガーマスクに
なる事を決意するのだったが…。
日本のアニメのタイガーマスクとは全然別物。
昔、虐められっ子のコンピョンが熱心に通っていた「真薬師」。
母親を守る為に鍛えていると答えたが、ある時を境に来なくなった。
だが館長は、彼は此処を継いでくれる人物と人知れず待っていた。
大人になった彼がフラッと訪れた時に館長は聞いてみた。
何故、来なくなったのだ…と。コンピョンはあっけらかんと守るべき母が亡くなった為と。
しかし、修行は人知れず続けていたが、タイガーマスクと「真薬師」を守ってくれと
言われたが、仕事があるので無理だと…。
だが、会社でもどこでも邪魔者扱いで、自分も上司にゴマを擦って昇進しようと目論んだが
反対にクビになってしまう。
TVのニュースで館長が亡くなった事を知り、長かった髪を自ら切り落とし
「真薬師」を訪れ、孫娘から木箱を渡される。
館長が死して、尚コンピョンに託したモノは「タイガーマスク」だった…。
だが、日本人の祖父を持つ若い韓国人女性ソンウンが次々とテッキョン道場を
脅迫等で脅かしては安く手に入れている。
次は最後の「真薬師」を手に入れる為に訪れる…。
孫娘のボミは絶対に譲らないと息巻くのだが…。
何故か、コンピョンはこのマスクを付けると強くなる。
けれども、マスク自体には仕掛けも何にもないのですがね。
もう一寸マスクを被って、人助けしているシーンがあると良かったのに。
イマイチ、本当に強いのかは分からないし、アクションもスローモーションを使うので
おぉ～と言う感じじゃないのがなぁ。
幾ら素の時は、ダメ男な奴でも、マスクを付ければ正義の味方になるという
メリハリがあればなぁ。
(修行のシーンは充分あるのだから…)
だから、何時まで経ってもダメ男に見えるコンピョンなんだな。
そして、スカッとしない…所も、どうよ？
まぁ、正義の味方を見たかったんだが、お勧めはしません。取り敢えず見ましたと言う報告。
元旦に災害が起きて、多くの方が亡くなり、どうなってるの？と思っていたら
２日目は飛行機事故。
しかも、滑走路での事。到着便に乗っていた３００人以上の方々は何とか無事だったが
コレから出発と言う方が、あっという間に爆発炎上で５名の方が亡くなった。
まさに災害地域の困っている人々の為に、正月返上で物資等を運ぶ為に
勤務に当たられたのであろうと考えると本当にやるせない。
もう、悲劇は続いて欲しくないと心から思う。合掌。
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