２０２３・邦画 ★★☆☆☆(2.9)
監督：原田眞人
出演：安藤サクラ 山田涼介 生瀬勝久 吉原光夫 淵上泰史 宇崎竜童
黒川博行の小説「勁草」を原田眞人監督が映画化したクライムサスペンス。
特殊詐欺を生業とする姉とその弟が、大金の動く取引に加担し、
巨悪との対立に巻き込まれていく。
主人公の姉弟を安藤サクラと山田涼介が演じ、生瀬勝久や吉原光夫、
江口のりこ、宇崎竜童などが共演する。(シネマトゥデイより抜粋)
待ってましたよ！良いんですか？９月の終わりに上映開始だったのに、もう…。
Netflix。
大阪の西成。
特殊詐欺集団の一員として、受け子の差配をするネリ。
ある日、出所したばかりの弟ジョーが、ヤクザ相手にトラブルを起こし、
彼女も巻き込まれてしまう。
ある夜、２人は億を超える大金を、思いがけず手にしてしまう。
それまで金を引き出すだけだった２人に巨悪が迫る一方、
大阪府警の特殊詐欺合同特別捜査班も動き始めるのだが…。
楽しみにしとったのだが、ちぃーとばかし登場人物の関係がややこしい。
その上に、早口の大阪弁で聞き取れなかった方も多かったとか。
(Netflixの字幕付きで見ましたです）
私は大阪弁は分るけれど、誰が誰とか理解出来てない状態なので、そら殺生やなと。
原作は大好きな「黒川博行」氏の「勁草」。映画を見て原作を読んでみたいと思った。
(本屋にあったら読むとしよう…、と今は思っておるが)
ジョー役の山田様、私は違う役者が良かったなと。皆様は大絶賛ザマス、なのですが。
安藤様はかなり大阪弁、頑張ってらっしゃいましたが、やっぱり気になる部分は有りました。
なんせ、大阪弁で育った人達が沢山キャスティングされてますので。
出番は少ないけど、思わず膝を叩いて喜んだ。天童よしみ氏。
江口の姐さんは警察の方だが、お笑い担当なのか、それ程目立ってなかった。
お初なのだが「サリngROCK」氏。見る前まではカッチョえぇ～と思っていたが。
もっと見たいと思うが、一寸だけよなので…。
どんな人生を送って来たのやら、曼荼羅役の宇崎様は完璧やおまへんか？
１４３分と結構長いのに、脇役は皆中途半端。そら、脇役やもんしょうがないと
言われればそれまでやけど。
でも、主役のネリにしても、ジョーにしても、血の繋がらない姉弟って、Do～言う事？なん。
って思ってたら、あの人が父親？ヲイヲイ、実の娘なのにその扱いかい？
どう、なっとるねんちゅ～感じだったろうな。その上、慣れない大阪弁で。
Netflixなら、字幕付きで見れますが、復習がてら見てみます？
折角、西成が舞台やのに、後味スッキリの「爽やか」に感じてどうするねん。
ストーリー自体は、おぉ～上手い事なっとるなちゅ～感じではありますが
終わってみれば、大阪弁は喋っているけど、大阪を感じない(私だけでしょう)。
ひらパー兄さんがサプライズ出演の様に出てきたけど。(カメヲなので名前は伏せる)
何やろか、最初のオレオレ詐欺の部分だけがメッサ面白くて、掴みはOK
これからもっと面白くなる筈、筈…、あれ？って、言う感想で御座いました。
もっとディープな面白さを見せて欲しかったなぁ～。
そんなもんや、おまへんでって所を…。
って、何時も通り、こんな事言ってるのは私だけで御座います。
高評価な所へ、飛んで行け～～。やっぱり原作読むべきかな？(乙女の呟き…)
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