2020・英 ★★☆☆☆(2.3)
監督:エリオ・エスパーニャ
アーティストのバンクシーの知られざる一面に迫るドキュメンタリー。
グラフィティアートで世界にインパクトを与え、芸術革命のリーダー的存在に
なっていくまでを描く。
監督などを手掛けるのはエリオ・エスパーニャ。
彼を少年のころから知るジョン・ネーション、元仕事仲間のスティーブ・ラザリデスらが
出演する。(シネマトゥデイより抜粋)
クリスマスですが、私自身にPと言う事で。気になって仕方なかった作品。
U-NEXT。399円。(ポイントですけど、何か?)
イギリスを拠点に活動しながら、神出鬼没の覆面アーティストとして世界各地の
壁や橋などに作品を発表するバンクシー。
グラフィティアートの分野で世界で最も有名なアーティストである彼は、政治への批判や
社会に対する挑戦的ともいえる大胆な活動で、権力社会を挑発しながらも、
20年以上に渡り人々を魅了している。
しかし、いまだ彼の正体は謎に包まれており、その人生についてもほとんど知られていない。
そんなバンクシーを少年時代から知る人物や、共に活動してきた
アーティスト達へのインタビュー、またバンクシー自身のこれまでの実績に
基づきながら、バンクシーの知られざる一面に迫っていく…。
楽しみにしていた作品だったけれど、切り口が違うのと↑こうなってしまった
瞬間を作品のメインに持って来ただけで、目新しさは無かったなぁ。
と、今まで見れるバンクシー関連の作品は見てきたが…。
本作はバンクシーの軌跡を辿りながら、ストリート・アートと大衆社会の関係が
どのように変わって来たのかを振り返りつつ、今なお抗い続けるバンクシーの
知られざる物語に迫る…と、解説等ではあるのですが…。
メッサお堅い感じのナレーションで、ストリート・アートの語源とは…、みたいな所から始まり
バンクシーが出て来るまでかなりあるし、学校の授業を受けているみたい。
勿論、ニュースで何度となく見た、値段が決まって木槌を打った瞬間、裁断機が動き出すのを
衝撃的に見せる為なのも分かるが、お堅すぎて私は全然楽しめなかったし。
出て来る映像は「バンクシー・ダズ・ニューヨーク」で見たモノばかりだった。
(このドキュメンタリーは面白かったのよ)
↑最近はこう言う事もしているらしい。
しれっと美術館に自分の作品を展示しちゃう。
(すぐばれる所もあるが、2~3日そのまま展示されていた所も)
これがなかなか有名な美術館だったり、結構色々な各地の美術館だったり。
他のストリート・アーティスト達は分らないけれど、バンクシー自身は金儲けの為に
これらの活動をしている訳じゃないのに、個展には一目見たいとハリウッドセレヴが
買い物に来るわ、人で溢れかえっている状態。
しかも、ドンドンと値段は吊り上がって行く。
裁断機は、そう言う事に対抗して…。でも裁断された作品は付いた値段の倍に…。
だから、ストリートに戻って行くのだろうね。
ハッキリと顔出ししている訳じゃないけど、結構目なんかはイケてる面な感じ。
やっぱりこれが好きだなと思う。
そして、また新しい作品を見せて欲しい。
セレヴ達の餌食ににはなって欲しくないのだが…。
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