サイド バイ サイド 隣にいる人 | 新・伝説のhiropoo映画日記

新・伝説のhiropoo映画日記

映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

             

2023・邦画     ☆☆☆☆☆(0.9)

        

監督:伊藤ちひろ

出演:坂口健太郎 齋藤飛鳥 市川実日子 磯村アメリ 浅香航大

 

 

坂口健太郎が、傷ついた人を不思議な力で癒やす事の出来る青年を演じるドラマ。

 

そこに存在しない人の思いが見える主人公が、その力で人を癒やしていく一方、

彼の抱える秘密が明らかになっていく。

 

共演は齋藤飛鳥や、浅香航大、磯村アメリ、市川実日子など。

企画・プロデュースを行定勲が手掛け、伊藤ちひろが監督を務める。

(シネマトゥデイより抜粋)

 

 

 

ブタ

ホラー寄りな作品かな?とちょっとお安くなったので見る事に。Amazonプライム。400円。

           

          

目の前に存在しない「誰かの想い」が見える青年・未山。

            

その不思議な力で身体の不調に悩む人や、トラウマを抱えた人を癒やし、

周囲と寄り添いながら、恋人で看護師の詩織とその娘・美々と静かに暮らしていた。

 

        

そんな彼はある日、自らの「隣」に謎の男が見え始める。

 

これまで体感して来たモノとは、異質なその想いをたどり、遠く離れた

東京に行きついた未山。

     

ミュージシャンとして活躍していたその男は、未山に対して抱えていた

特別な感情を明かし、更には元恋人・莉子との間に起きた「ある事件」の顛末を語る。

 

                     

未山は彼を介し、その事件以来一度も会う事がなかった莉子と再会。

自らが「置き去りにしてきた過去」と向き合うことになる…。

            

やがて紐解かれていく、未山の秘密。

彼は一体、どこから来た何者なのか…?

         

 

             

ホラー寄りかと思ったが、まるで違った。

       

どちらかと言えば、イメージ先行の実験映画に近いか?

初めから、最後まで何の説明もない。

           

確定している事は、詩織と娘の美々は生者である。

美々にも人が見えないモノが見える。けれども未山の子供ではないし、

彼女が見えるのは子供故(ピュアな心)に見えるのかもしれない。(そう言うのも私の想像)

                   

             

未山は何者なのか?いや、それ以前に人間のか?始まった頃は存在していたのだが…。

             

言える事は、魂やら何やらを呼び寄せる体質らしい…。

不思議な力があるらしいけれど、明確ではなく「奇跡」を起こす様な男でもない。

 

しかも、どうやって食ってるのか?謎過ぎる。

         

蔵を借りて、絵を描いている様であるが…、定かではない。

                

ある日を境にイケメンの金髪兄ちゃんがくっついて来る。(おぉ~、何か言いたいのか?)

なんて思っていると、生霊とな…。

 

               

ん~~~、私の我慢も此処までであった。その兄ちゃん生きてて、バンド活動してるって。

幾ら、未山を恨んでいたとしても、普通に生活しとる人間が生霊になるか?

              

↑これが始まって30分位で分かる。後はイメージ動画として見た。

            

<謎の女・莉子>妊娠しているが未山の子ではないらしい。

            

出産するまでは、この方も生きてる人何だか?どう何だかなんだけど。

ラストで出産して、母親になったら、完全なる生者に見えた。

            

     

要は「生きていても死んでいても」その人な中で存在していれば良いと言う事?

多くを語らない事こそが、雄弁に語るなんて、私には言えないけれど。

         

詩織が欲する「ランプシェード」は堪らく素敵で、詩織親子を包み込む陽の光は

途方もなく優しい。

             

 

考えるな!感じろ的な作品なのだろう。

(一般ピールにはどうなのかな?玄人様には受けるようだが)         

 

 

 

 

 

 

 

 

         

 

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