2022・韓国 ★★★☆☆(3.8)
監督:イ・スンジュン
出演:イ・ジョンヒョン ムン・ジョンヒ チン・ソヨン パク・ミョンフン
故・野沢尚自身が、ドラマ「リミット もしも、わが子が…」として脚本化もした
小説を韓国で映画化。
ハードな犯罪描写もあるが、それが主人公のシングルマザーの女性警官が
幼い息子を取り戻せるかどうか、サスペンス度を高め、銃撃戦などアクション場面も
迫力がたっぷり。
ネットニュースで見たのか、見ないといけないと思い。今日見つけたがお高いので
迷ったが、やっぱり見たいと…。Amazonプライム。550円。
警察の生活安全課で働くソウン。
幼い息子ダヒョンがいるシングルマザーで、実母と3人暮らし。
ダヒョンにはせめても、人並みの教育をと英語塾の通わせる為に
マルチ商法まがいの商品を売ったりしている。
或る夜、捜査課から奇妙な依頼を受ける。
幼児が連れ去られる事件が続いてるが、新たに裕福な夫妻の娘が拉致されたという。
そのせいで、母親のヨンジュがショックで入院したので、彼女に成り済まして
犯人と交渉しろという…。
だが犯人は、ソウンがヨンジュのふりをしていると見抜いた直後、事も有ろうか
ダヒョンを拉致してしまう。
犯人は代役ではなく、ダヒョンの母親のソウンとの交渉を要求するのだったが…。
案の定、韓国産に戻ったが…、実は日本のドラマのリメイク映画。
やっぱり、それなりに「見たぞ」と言う満足感はある。
<DVDじゃなくビデオですぜ。2000年の7月に放送>多分見たと思うけれど。
(因みに「安田成美」様が主役)
彼女は元は刑事で、子供の誘拐事件を扱った事があると言う設定。
その時誘拐された子供は、殺害されて見つかり、嫌と言う程親に責められた過去がある。
なので、事務仕事やパトロールだけの警官ではないし、彼女に捜査に加われと言うのも
前がある為に白羽の矢が…と言う事だろう。
でも、電話で代役をしている事も犯人にバレているし、その上彼女の息子を誘拐し
彼女に金の受け渡し役をと指示がある。
(なんか筒抜けや~~ん)
結局金を渡したら、誘拐された女児だけを返され、息子は帰って来ない。
このまま、引き下がれないソウンは、警官としてではなく、ダヒョンの母親として
誘拐された我が子を助ける為にたった1人で捜査を始める…。
ソウンは別に武道に長けているとかはないけれど、其処は何よりも強い「母親」に
変身して、息子を無事に奪還する事だけを考える。
(なのでアクションとかは全然期待しないでね)
「母は強し」なんじゃ!と何度も思いながら、ひたすら彼女を応援する。
泪は出なかったけどね。
「母親に勝とうなんて、10年早いんじゃ!」とか、お上品に応援しまくる。
ドラマを映画に、其れも88分と割と短い時間で、でも満足行く作品となっていた。
ソウン役の「イ・ジョンヒョン」氏が地味な女性警官を好演したのも良かったな。
(かえって、こんな母親に犯人逮捕が出来るのか?結構ハラハラするし)
北欧の作品も、なかなかキツイ作品とかがあるけれど、韓国の激しさはピカイチなんだわ。
あんまり感情を表に出すタイプじゃない私なので、何処か韓国産で発散してるんだろう。
マダマダキツイのを見たい気分だけど。
バキバキも良いなぁ~と思う今日この頃…。
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