２０２２・韓国産。 １６話。 Netflix。
出演：ソン・ヘギョ イ・ドヒョン イム・ジヨン ヨム・ヘラン パク・ソンフン
幼年時代のいじめで人生をめちゃくちゃにされた女性が、加害者達への
壮絶な復讐とその渦に巻き込まれていく人々の姿を描く復讐劇。
手を出すまでに時間が掛かり過ぎる…が、一旦見出したらもう止められない。
昨夜、違うドラマの残り２話を見て、勢いつけて本ドラマを１話から見た。
今から１８年前の高校時代。
貧しいながらも建築家になる事を夢見ていたドンウン。
校内カースト上位の彼らから目を付けられ、体中にヘアアイロンを押し付けられると
いった壮絶ないじめを受けていた。
助けを求めても担任や警察は救おうともせず、力になった保健の教師は翌日にはクビに。
ヨンジンの母親から示談金を貰った、ドンウンの実母も蒸発。
結局、退学を余儀なくされたドンウンは、彼らに復讐することだけを目標に、
働きながら猛勉強した末、教育大学へと進学した…。
大学時代。
栄養失調で病院に運ばれた際に出会った院長の息子で、研修医のヨジョンに、
復讐の道具の一つである囲碁を教わる事に。
そして現在。
教師となったドンウンは、ヨンジンの愛娘が入学した小学校の理事長に手をまわして、
彼女の担任となる。
ドンウンのために「剣舞を踊る処刑人」となったヨジョン。
娘の為にDV夫を殺して欲しいと願う主婦カン・ヒョンナムの協力を得ながら、
自分を苦しめた加害者と傍観者たちへの復讐を開始する…。
左上段から。
ドンウン…小学校教諭。
ヨジョン…医師。ドンウンを全面的にバックアップする、囲碁の先輩。
サラ…薬物依存症の芸術家。
へジョン…客室乗務員。ジェジュンが好き。
左下段から。
ヒョンナム…人知れずドンウンの手足となる。
ヨンジン…お天気キャスター。夫は建設会社の社長。１人娘がいるが実は…。
ミョンオ…ジェジュンのパシリ役。
ジェジュン…親から受け継いだゴルフ場を経営する実業家。ヨンジンが今も好き。
＜ヨンジンの夫＞私のオキニ。
と、これが主な登場人物。
＜１８年前を演じる子役達＞↑休憩中のインスタなので和気あいあいとしてる。
「ザ・グローリー」１部が終了時に書いた休日ブログでは、気付いていなかったが
ドンウンの高校生時代～を「謗法」のソジン役の「チョン・ジソ」氏だった。
トラウマにならないか？とか視聴者が心配する程の虐めを受ける役処だが
彼女なら大丈夫だわと…。(だって、謗法では呪い殺す力を持つんだもの。しかも２４歳)
兎にも角にも「キム・ウンスク」氏のシナリオが抜群の良い。
其れと、何と言っても悪役の人達の振り切った演技は拍手もの。
これを見たら、日本のドラマの復讐劇なんてチマチマしちゃって、韓流を超えられるものは
ないのでは？
虐めのシーンは壮絶だけれども、１話目位しか見るのが辛いシーンは出て来ない。
単に胸糞が悪いだけじゃないし、見終わった後、続きが見たいとさえ思うし、
「良かったね」と言う涙が流れた。(あんまり言わないが復讐が成功した良かったじゃない)
ドンウン役の「ソン・ヘギョ」様より、何と言っても罪悪感を微塵も感じないヨンジンを
やり切った「イム・ジヨン」氏の凄い演技に唸った。
勿論、ベテランだから言うまでもないのだが「ヨム・ヘラン」様無くては成立しなかった。
彼女も夫のDVで辛い中、ドンウンを信じて、ドンウンの手足となって活躍する。
必ずカバンの中には「ゆで卵」が入っていて、ドンウンと並んで食べた思い出を
もう１度と期待に胸を膨らませながら、ドンウンの指示を待つ。
「イム・ジヨン」氏と「ヨム・ヘラン」様、何か似てる気がして親子とか姉妹役とか
やって欲しい。
後、韓国ドラマらしい其々の困ったオンマ達も、やっぱ凄いで。
こんな凄いドラマなのに「良かったね」と思えるシナリオが流石なんだろう…と。
タダ難点をを１つだけ上げるとしたら、ドンウンとヨンジンが同級生には見えない。
(整形もアリアリだから、若作り何て言う台詞が有ったら…。でもやっぱ１０歳の差はキツイで)
こんなん見てしまった後は、一体何を見たら満足するのかな？
暫し、抜け殻状態の私です。(立ち直れるか心配)
ヤッパ恐るべし、韓国ドラマ。
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