1977・邦画 ★★☆☆☆(2.7)
監督:野村芳太郎
出演:渥美清 萩原健一 小川眞由美 山崎努 山本陽子 市原悦子
数奇な運命に生まれた青年が、400年に渡る怨念が息づく生地を訪れ、
続発する血腥い殺人事件に巻き込まれる姿を描くミステリー映画。
原作は横溝正史の同名小説。
監督は野村芳太郎。
配収19億8600万円という松竹映画の歴代に残る大ヒット作となった。
どんなけ~~好きやねんと言われるかも。別に好きじゃないんだけど乗りかかった船と
言うか、乗っちゃった船なので見比べる。U-NEXT。
東京に住む青年・寺田辰弥。羽田空港、国際線発着誘導員。
ある日唐突に、自分が岡山の八つ墓村にある旧家、多治見家の跡取りだと知らされる。
辰弥と対面を果たした、母方の祖父が目の前で泡を吹いて亡くなる。
祖父の葬式に出るがてらに母が生まれ育った場所を訪れたいと…。
遠路遥々訪れたのは良かったが、多治見家の当主・久弥もコレマタ目の前で毒殺される。
更に辰弥は、久弥の弟で、自分の亡き父の要蔵が大正時代、村人を32人も惨殺した
伝説的人物であるという意外な話を聞かされる。
一方、事件の調査を開始した探偵の金田一は、実は辰弥の父親は要蔵でないという
驚愕の事実を突き止めるのだったが…。
予告が貼れなくなっているので…。悪しからず<八つ墓村 - YouTube>←此処で見れると。
<祟りじゃ~の要蔵の32人惨殺は容赦ない>
時間もたっぷりあって151分。(トヨエツのは127分)
本作の方が現代的に色々とチェンジされていた。
辰弥の仕事も、森美也子の仕事も(本作「小川眞由美」氏)。
何が違うって、金田一が普通のオッサン。(服装等が)
なので、何も知らずに見ていたら、急に出て来た「渥美清」氏が話しに首を突っ込む感じ。
女優陣は「小川真由美」氏「山本陽子」氏、そして辰弥の母親役に「中野良子」氏。
3美女が出ているのに、昔は全く思わなかったが「中野良子」氏って可愛い。
オドロオドロシイ仕上がりになっていて、濃ゆい。
多分、小川様のメイクのせいだろうけど。ボソッ。
本作の方が数段「ややこしや~」になってはおるが、ストーリーの面白さだとか
濃厚な中身とかが、一連の作品を見た気がした。
(渥美さんの金田一も全然何時ものイメージじゃないし。「良し、分かった」も聞けないが)
音の演出もかなりなもんで、まるでホラー状態。
(まぁ、ミステリーよりもホラー寄りだが…)
やっぱり要蔵役の「山崎努」様の演技が光る。
ショーケンも渥美氏も残らないけど、要蔵だけはトラウマ級だな。
市川監督が脂の乗ってる、あの時期に「石坂」金田一で八つ墓村を撮ったら
どうだっただろう?
見てみたい気もするが。
一番嬉しかったのは、大好きな「加藤嘉」様が出ておった所。
後、下条親子も出ておった。
あッそうそう、辰弥の少年時代を「吉岡秀隆」氏がやってたよ。
まぁ、そう言う誰が出てたかを探すのも面白いかも。
よく考えたら46年前の映画だったわ。ひぇぇぇっぇぇ~、其れが何より恐ろしや~。
また金田一モノにも挑戦したいっす。
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