2023・英 ★★★☆☆(3.1)
監督:ナサニエル・マルテッロ=ホワイト
出演:アシュリー・マデクウィ ジョーデン・マイリー ブッキー・バックレイ
アシュリー・マデクウィが出演したサスペンス。
完璧な生活を送っていた女性の人生が、2人の謎の人物の登場により
少しずつ変化し始める。
俳優としても活動するナサニエル・マルテッロ=ホワイトが監督などを担当。
ジョーデン・マイリー、ブッキー・バックレイ、サミュエル・スモール、
マリア・アルメイダらが共演している。(シネマトゥデイより抜粋)
小品ながら、なかなか好きなタイプの作品だが、何処まで書いて良いモノか悩む。Netflix。
イギリスの高級住宅街。
黒人の女性のニーヴは白人の様に振る舞う。
特に縮れた髪を嫌い、何時もウイッグを使用している。
私立学校の副校長として社会的な地位を得て、保険会社を営む夫のイアン、
息子のセバスチャン、娘のメアリーと何一つ不自由のない幸せな家庭を築いている。
ニーヴは黒人青年を見かける様になり、幻覚に怯える様になる。
ある日、ニーヴは近所の人達を集めて貧困支援のチャリティパーティーを自宅で開催する。
そこに黒人の兄妹カールとディオンが現れる…。
招待などしていない彼らを見て、二―ヴは発狂した様に叫び出す。
そして18年前の過去の秘密が明らかになるのだったのだが…。
<彼女は一体何に怯えているのだろうか?>
難しいなぁ~。どう書けば面白そうに感じるか?
言える事は、上昇志向が強い女性である二―ヴ。
そのベクトルは「白人になりたい?」いや、今は「白人でありたい」自分に満足している。
どうやら、それは昔からで、そうなれば幸せが自ずとやって来る…みたいな妄想に。
今は、地位も名誉も手に入れて、何もかも上手く行っている様だが…。
自信満々の今を黒人兄妹によって、パーティをぶち壊されてから全てが狂う。
だが、何故?そんな事されなければならない?
でぇ~、此処からガラッと変わって、思わず「ファニーゲーム」か?と…。
やっぱり、私が面白かったと言う作品はハッピーエンドじゃぁ~終わらない。
見ているこっち側も一寸気を引き締めていると…、まさにお口ポッカ~~んなラストが。
「アス」の「ジョーダン・ピール」監督を引き合いに出すのはおこがましいが(ファンも多いし)
でもこの作品の方が分かり易くて、好きだな。
しかも、ラストで思わず「やりおったな」と口をついて出てしまった…。そして爆笑。
「不条理」系満載のこの作品。
私的には、このラスト最高で御座いますが。
まぁ、一般的には不評で御座います。
同じ感覚を持つ方求む!どうだ?見たくなったか?…え?それ、ないわって。
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