2018・韓国 ☆☆☆☆☆(0.7)
監督:キム・ペクジュン
出演:イ・ウォングン イ・イギョン パク・ギュヨン オ・スンフン
釜山−ロッテ創造映画ファンドと、映画振興委員会国際共同制作の支援作に選ばれ、
企画段階から注目されて来た本作。
最も鮮やかに輝く10代達の権力と暴力の悲劇を描いた青春ノワール。
「除草剤飲料水事件」という衝撃的な実話を元に、学校内で起こる
実際のいじめの様子をリアルに描き韓国全土に衝撃を与えた本作。
これはタイトルに惹かれて見たっかったけれど。着眼点は良かったんだけど。
Amazonプライム。
高校生のジェヨンとソンウは、クラスのリーダー的存在であるヨンギュにいじめられ、
苦しい毎日を送っていた。
ある日、ソンウは復讐を図り、ヨンギュの飲み物に除草剤を混入させ、警察に捕まってしまう。
ヨンギュは死には至らなかったものの、意識不明の重体で入院することとなり、
ジェヨンはこれでいじめが終わると期待していた。
しかし、ヨンギュに変わってリーダーを気取るフンが、終わるどころか
更にいじめは加速し、ジェヨンは苦しめられる事となる。
フンは、ヨンギュのせいで話す事が出来なかった、ボギョンに近づこうとする。
ジェヨンを使い、ボギョンの情報を掴もうとしていたが、ジェヨンに想いを寄せているイェリが
ボギョンと瓜二つという事が発覚し、イェリを新たなターゲットにする。
ジェヨンは純粋無垢なイェリを守りたいと思っていが、フンのいじめから逃れる為に
最悪の展開に足を踏み入れてしまうのだった…。
<学校カーストはなくなる事を知らない>
この得点は、タイトルに対してです。
「残酷な怪物」すっごい期待度が上がったけど、除草剤飲料水事件をまず起こしておいての…。
と言うのをもうちょと見せて欲しい。
最初にラスボスを倒しおいて、次の繰り上げ当選した、チョイボスがメイン。
大体さぁ~、人命にも拘る様な事件が起きたら、もうこう言う事が起きない様に
学校側も目を光らせる筈。
高校なんだから、退学処分をチラつかせて、勿論入試にも響くよ、とかね。
それが無い時点で、お話にならない。
それでも、陰ではいじめはなくなっていないと言うならね~。
本が悪いなぁと、カーストを上手く使ってどうにかならんかったのかな?
実際は、無くならないいじめ問題に果敢に攻めてるにしても、着地点をどうするか?
虐めてる側が、何かしら罰を受けて、スカッとして終わるか。
それとも…。
韓国は、見た目主義の傾向が未だある。
逆手を取ってみるのも良し。その反対もしかり。
ジェヨンがどういう思いでこの学校を選んだのかもわからないまま。
教えて、教えて~!
韓国作品だから、キツイのを覚悟して見たんだけどな。
肩透かしで御座った。残念。
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