2021・邦画 ★★★☆☆(3.7)
監督:堀江貴大
出演:黒木華 柄本佑 金子大地 奈緒 風吹ジュン
TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2018 で準グランプリに輝いた企画を
映画化したドラマ。
不倫を題材にした作品を描き始めた漫画家と、その内容から自身の不倫が
知られたのではないかと不安に陥る夫の姿を描く。
メガホンを取るのは堀江貴大。
黒木華、柄本佑のほか、金子大地、奈緒、風吹ジュンらが出演する。
(シネマトゥデイより抜粋)
くっそ~!タイトルの読みは間違ってはいなかったけれど、オチ迄読み切れなくて白旗。
Amazonプライム。
漫画家・佐和子の新作漫画「先生、私の隣に座っていただけませんか?」。
そこには、自分達と良く似た夫婦の姿が描かれ、更に佐和子の夫・俊夫と
編集者・千佳の不倫現場がリアルに描かれていた。
因みに夫の俊夫も漫画家だが、スランプの為に何年も描けていない。
やがて物語は、佐和子と自動車教習所の先生との淡い恋へと急展開する。
この漫画は完全な創作なのか、タダの妄想なのか、それとも夫に対する
佐和子からの復讐なのか。
現実そっくりの不倫漫画を読み進めていく中で、恐怖と嫉妬に震える俊夫は、
現実と漫画の境界が曖昧になっていくのだったが…。
<こう言うのも似合うのね>
人も殺していないのに、結構緊張感のある作品だったな。
佐和子が言うの「復讐」すると。
でも、韓ドラの様なドロッドロの復讐劇ではない。
もとい、漫画の主人公が言うの「復讐」すると…。
だから遂、俊夫の様に「アレは、あくまでも漫画の中の事であって、フィクション」だ。
自分に言い聞かせる様に、声に出して言う。
だから遂私も乗せられて「だよね、フィクション」あくまでも漫画の中の話…。
上手いのは教習所の先生の使い方。
佐和子が言う、あれは漫画の中の話で、先生とは今日初めて教習所の外で会った。
ホッとするよ。やっぱり、フィクションなんだ…と。
しかし、夫のクズっぷりを見事に演じとる、オキニの柄本兄。
(好きなのは、超2の線の時)
お母さんには隠し事は出来ません。
流石、佐和子のか―ちゃんだけあるよな。
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