カモン カモン | 新・伝説のhiropoo映画日記

新・伝説のhiropoo映画日記

映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

               

2021・米     ★★★☆☆(3.4)

                

監督:マイク・ミルズ

出演:ホアキン・フェニックス ウディ・ノーマン ギャビー・ホフマン

                  

           

ホアキン・フェニックス演じる主人公と9歳の甥との温かい共同生活を、

モノクロの映像で描くヒューマンドラマ。

 

子供達にインタビューする仕事をしているラジオジャーナリストが、甥との生活に

戸惑いながらも距離を縮めていく。

 

監督はマイク・ミルズ。

共演はウディ・ノーマンやギャビー・ホフマンなど。

音楽をロックバンド「ザ・ナショナル」のアーロン・デスナーとブライス・デスナーが

担当する。

(シネマトゥデイより抜粋)

                     

                  

                     

ブタ

話題になっておった作品すら、マダマダ見れていない現状。次々と見れば良いのに

何故か、私の気持ちは「そう言うのが見たいんじゃない」って言う。

今日は、ちょっと休憩って気持ちで本作をチョイスしたが…。あらま…だった。

Amazonプライム。400円。

                    

                   

NYで1人暮らしをしていたラジオジャーナリストのジョニー。独身で既に中年。

                     

                         

ある日彼は、ロスで暮らす妹のヴィヴから連絡を受ける。

                

夫が慣れない場所での生活に心が不安定になり、自分は彼の面倒を見なくてはならない。

暫くの間、9歳の息子ジェシーの世話をして欲しいという頼みだった。

 

やむなくジョニーは承諾するが、共同生活に不慣れな上に子供の面倒を見ると言う事に

戸惑いを隠せない…。

                         

                       

しかも好奇心旺盛なジェシーは、疑問に思うことを次々とストレートに投げかけ

ジョニーを困らせるが、その一方でジョニーの仕事や録音機材にも興味を示してくる。

                          

                         

それをきっかけに、次第に距離を縮めていく2人だったが…。

               

ヴィヴの予定がずれ込み、仕事の都合で帰らなければならないジョニーは、

ジェシーを連れてNYへと戻るのだったが…。

 

<全編モノクロの本作はこんな感じ>

                          

私自身は、写真も映像もモノクロが好きだ。何故だかは、色々な説があるが、

それはまた別の機会に…。←勿体ぶっとるな。

               

                 

では、監督は何故に本作をモノクロで撮ったかと言うと。

               

モノクロにする事で日常風景から切り離されて、これは「物語」なんだと提示出来ると思った。

つまり「物語」の中へ導く為の手段だったと言う事だそう。

「ドキュメンタリー性を織り込んだ寓話」を表現しているが、その上に監督が

モノクロ映画好きと言うのもあるそう。

                       

               

ジョニーの仕事がら、子供達のインタヴューがドンドンと映し出される。

インタヴュー中は、其処まで子供達には動きが無くて、ある意味静止画像の様。

それは、モノクロだと余計にそう感じる。色味がない分、映像的には退屈では?

                 

けれども反対に子供達の考えや意見に集中出来るとも言える…。

               

インタヴューのテーマは「自分の世界と未来について」

こうも、どの子もスラスラと答えられるんだと…。私は多分マイクの前で固まってしまうな。

                   

                   

9歳と言う年齢のジェシーだが、母親が何でも正直に話す人なのか

「ホンマに理解しとる?」と言う事まで知っている。

              

父親の病気の事も、何故母親が付き添いに行かねばなのか…とか。

とは言え、大人びた事も言う代わりに「ママに会いたい」と泣く事も。

          

そしてジェシー特有の遊びで「親のいない子供を演じる」。

流石にジョニーは面食らっていたけれど。

                        

                 

監督は、自分の子供をお風呂に入れている時に思いついた作品だと言う事だが。

             

             

どうでしょうか?今日の私は一寸キッパリ感が足りない気がするが…。

           

この2人が「親子」ではなく「伯父と甥」の関係と言う所。

そして、ジョニーが独身で、子育ての経験がない男性であると言う事。こういう所が微妙。

            

↑監督はワザとそう言う設定にしたとか。

例え、血が繋がっていなくても、誰だって父親になれるから…と言う事なのだが…。

           

「子供に甘い、マザコン男」と言うレヴューも読んだ。

父親ではなく、数日預かった「甥」なのだから…、仕方ないじゃんって思うが。

                   

そう言う所が、私的にも突っ込めないし、言い切れない。

                    

         

でも、私がもしジェシーを預かったなら、多分1日でギブじゃなかろうか?

急に目の前から消えてしまって、探しまくって、びっくりさせる為に出て来た時にゃ

ホッとした気持ちと良かったと言う感情で、思わず怒鳴ってしまうのも納得。

             

勿論、何故怒鳴ったのかは、後でゆっくり説明せにゃぁ~ならんとは思うけれど。

           

この2人はどう解決したのかは、どうぞご覧になって下さいまし。

 

            

どんなに困らせられても「一緒に寝ても良い?」って言われたら、トロトロに

なってしまうやも。

そんなツボを知っている9歳のジェシーは、案外「魔性の子供」なのか…。ふふふ。

                      

            

この正月に皆で集まった時に、大学生の姪はお孫様を「可愛い可愛い」と抱っこし

自分も赤ちゃんが欲しいと言う…。思わず「少しの時間だから可愛いけれど、

自分の子供なら、それが24時間続くのだぜ」と言ってしまった…。

                   

本作を見ながら、やけにその事を思い出したが、う~~ん何故なんだろうか?

                 

        

伯父と甥が一緒に暮らした日々を描いた本作。貴方様も覗いてみませんか?

 

 

いやぁ~、見た時はスグに書けると思ったけれど、メッサ時間が掛かったし、

どんなに書いても言い訳にしか聴こえん気もする。

てか、コッソリ言うけど「う~わ、大変!」としか思えなかった私はやっぱり鬼だな。

 

 

 

          

 

 

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