無職の大卒 ゼネコン対決編 | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

                 

2017・印     ★★★☆☆(3.8)

                    

監督:サウンダリヤー・ラジニカーント

出演:ダヌーシュ カジョール アマラー・ポール サムティラカニ

                    

                

2021年12月より開催の<インディアンムービーウィーク2021>にて上映された。

              

「無職の大卒」の続編。

                

前作から3年の歳月の後に公開されたが、劇中の時間としては、前作の終わりから

約1年後の出来事としてストーリーが語られる。

                  

              

                 

ブタ

いよいよ決戦は「明日」の予定。まぁ、起きてから何処のシネコンに行くか考えます。

とは言え、体調により取りやめもあるので…。え?「ザリガニ」報告。本作はレンタル。

                          

                         

大学は卒業したモノの無職の日々が続いていたラグヴァランだったが、

スラム再開発事業を成功させ、建設会社への就職を果たした。

                 

そんな彼は、スラム再開発プロジェクトでの仕事ぶりが評価され、設計・建設賞の

最優秀技師賞に選ばれる。

                           

                       

そんな彼の優秀さに目を付けた、南インドの大企業ワスンダラ建設の会長ワスンダラは、

彼をアニタ建設から引き抜こうとするが、自分を拾ってくれたアニタ建設への

義理を通すために断る。

                       

                             

気分を悪くしたワスンダラはそれ以後、アニタ建設の事業に数々の妨害工作を

仕掛け追い詰めていく。

 

自分のせいで会社が危機に陥っている事に責任を感じたラグヴァランは

自ら会社を辞め、再び無職になるのだったが…。

 

<今回は字幕があるけど、こんなんっす。>

                        

無職の大卒」が思いの外、面白かったのに話題にもならずに配信にもなっていない…。泪。

けれども、そのオキニな作品の続編が!と言うのを見つけて小躍りしたが、やっぱり

レンタルしかないし、しかも枚数も少ないのでなかなか借りれず、やっと見ることが出来た。

                   

このシリーズは、時代劇でもヒーローモノでもなく、ごく普通の大卒の男子のお話。

(序に言っておきますが、見た目は全然カッチョヨスでも何でもないのだけれど…。) 

               

                 

主人公のラグヴァランは頭脳明晰で正直者。友達思いで、家族も大事にする。

しかも、自分は悪くないのに自分のせいにされても「神様は見ている」的な考えの男子。

          

一切の言い訳はしない、見た目とは違って「かなり熱い漢」で御座います。

しかも、最初は我慢しておりますが、もう滅茶苦茶喧嘩が強い。

(何故か、本作では妙に足が長く見えるCUTが多くて…。爆) 

                 

前作で隣の美女に車でぶつけられて、一目惚れ。とうとう結婚しちゃう~だったが。

                     

本作では、亡くなった母親とどっこい位の口うるさい奥さんに…。

(奥さんは本当に美女だけれど気が強い。そして今は主婦だが元歯科医) 

                        

そう言う事を踏まえながら、本作に突入していく。

                    

↑本作でも大活躍のラグヴァランの愛車。(車も持っているけれど十代から大事にしてる)

               

好き過ぎてこんな感じ。

 

<モチのロン、エネルギッシュなダンスに歌も…>

                  

前作の時には、イマイチ分からなかったラグヴァラン役の「ダヌーシュ」氏。

本作以外にも見てますやんかいさ、私。

                     

クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅」←主役だったのね。

(しかも、彼の事ちゃんと書いとるやん!)

                 

<更に、最近では↑「グレイマン」にアサシンとして、病院のシーンに>

                 

で、彼自身も「タミル映画」の大スターであり、重鎮である「ラジニカーント」氏の長女の婿。

後ろ盾も、誰にも押されない程のお方なんだね。

          

モチのロン俳優もですが、映画プロデューサー、映画監督、脚本家、作詞家、

プレイバックシンガーとの事。

(↑プレイバックシンガーとは、インド映画では結構状況や気持ちを説明する為に

流れる歌を専門の歌手が事前にレコーディングする。)

            

なので、多くは演じている役者が歌っている訳ではなく、専門の歌手がいる。

その人の事をプレイバックシンガーと呼ぶが、縁の下の力持ち的に思われるが

実は地位が高く、人気のあるプレイバックシンガーは主役級の俳優と同等の扱いだそう。

             

当然、本作の歌は「ダヌーシュ」氏が歌っている。凄いな。

(だが、1つだけ気付いた事が、彼背が低いのよ。映画内ではヒョロッと高く思えるけど…)

                    

                

本作の持ち味は、兎に角「皆の心意気」が嬉しい、熱いのよ。

前作では「上手い事行き過ぎ」って書いたけれど。

             

相手の事を思いやるラグヴァランに惚れている皆だからね。

その辺が、韓国産には絶対ない部分。滝汗。

           

「男心に男が惚れて…」って感じ。(ヤクザ屋さんじゃない所が、ホンマに熱い)

                

         

本作の方が得点がちょびっと低いのは、どんなに「あくどい」相手でも、若い女性って

やっぱ、一寸物足りんな。此処は、後ろにいやぁ~なオッサンが出て来て欲しかったな。

            

まぁ、出来たら前作から続けて見るのがベストだと思います。

どちらも、120分代ですので、見易いかと。

                

で、見終わったらダンスシーンのクリップも見直すのが私流。←どんなけ好きやねん!

               

ふふふ、レンタルしなくちゃだけど、出来たら沢山の方に見て欲しい。

そして、この熱さを共有したいと私は切に思うのだが…。どうかね?

                        

               

                        

          

 

 

 

                             

                  

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