狼たちの墓標(R-15) | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

                 

2021・韓国     ★★☆☆☆(2.1)

               

監督:ユン・ヨンビン

出演:ユ・オソン チャン・ヒョク パク・ソングン オ・デファン

                   

              

土地の開発利権をめぐる男たちの壮絶な戦いを描く韓国ノワールアクション。

 

オリンピック開催に沸く韓国を舞台に、新旧二つの組織による血で血を洗う抗争を描き出す。

 

ユン・ヨンビンが監督と脚本、ユン・ジュファンが撮影を手掛ける。

ユ・オソン、チャン・ヒョクをはじめ、パク・ソングン、オ・デファン、イ・ヒョンギュン

シン・スンファンらが出演する。(シネマトゥデイより抜粋)

                    

                  

                  

ブタ

本作もかなり前から睨んでいた。そして念仏の様に唱えていた…。「早く安くなれ!」

本当はメッサ見たい奴があるが、それがなかなか安くならないので、取り敢えずこれを。

Amazonプライム。400円。

                      

                                                                              

2018年の平昌オリンピックを目前。

リゾート地であるカンヌンは、更なる大規模開発に沸いていた。

                  

土地を牛耳る組織の幹部キルソクは、安易な暴力に頼る事なく、秩序と義理を重んじ、

そのカリスマ性で町に安定をもたらしていた。

                           

 

                                                              

そんなこんなで、地元警察からも一目置かれる存在であった。

                        

                            

しかし、彼の前に巨大な開発利権を狙う新興勢力が現れる。

                      

新興勢力を率いるのは、目的の為なら手段を選ばない非情な男ミンソク。

巨大な開発利権を狙って、真っ向から現れる…。

                              

                                  

キルソクとミンソクの出会いが、2つの組織や警察も巻き込んだ、血で血を洗う

抗争の幕開けとなるのだったが…。

 

<こんな感じっす。>

                          

韓国のヤクザ映画なんですが、監督が本作が長編デビューのユン・ヨンビン氏なので

(脚本も監督が書いておる)多分、監督なりのこだわりなんだろうなぁ~ちゅ~部分を中心に。

                       

<昔気質のキルソク>…「ユ・オソン」氏。

                  

リゾート開発で湧くカンヌン。ホテルやカジノ等、巨大な開発利権を手に入れようと

躍起になるボス連中を尻目にキルソクは指示された「土地売買」関係にしか

首を突っ込まない姿勢を取り続けるも、キルソクを可愛がるボスは彼に事業を継げと言う。

                     

<新興勢力のミンソク>…「チャン・ヒョク」氏。

                    

自分に目を掛けてくれていたボスであっても、ドンドンと殺害し勢力を広めていく。

当然ボスだけではなく、手下達も皆殺しなのだが、警察が到着した時には

その場には、血など全く浴びていない人物が「自分がやった」と待っている。

              

ミンソクが借金の肩代わりの為とか、その他諸々の理由で代わりに犯人となる。

なので、何度も警察に連行されるも、ミンソクは毎度無罪放免。

                           

                     

勿論、目の前にぶら下がった巨額の富に目がくらみ、裏切る奴やら、それでも「義」を

全うする者やら…。

                    

警察も傍観しているだけで、面倒な奴らをドンドン始末してくれるのだから都合は良いが

面目は丸つぶれ。しかも、キルソクとは今までの付き合いもある…。

            

何とかして、この抗争に終止符を打ちたいのだが…。と言うストーリー。

                            

                

↑非情なヤクザのミンソク。「どんな事をしても生き抜く」と言うポリシーを持つ男。

一切笑わないし、男だろうが女だろうが容赦ない。

                        

             

キルソクとミンソクの対比が、ハッキリとしていてその辺は良い感じ。

もう1つ、本作を嫌にリアルにしているのは「銃」が一切出て来ない。

              

キルソク側は「ヤク」関係も御法度だから、それも納得出来るけれど。

ミンソクも敢えて「銃」を使わないのだろう。

                 

その代わりと言っては何だが、滅多刺し状態。あぁ~、そりゃぁR-15でしょうなと。

                 

私の高校の○○の授業で「ナイフで人を殺すなら、刺すだけではダメだ。えぐれ」と

教えてくれた教師がいたが…。忘れられないのよね、未だに。

(メッサ人気者で、教科は嫌いだが先生は好きだったし、脱線する話が面白過ぎた) 

                 

その教師の話通りと言うか、滅多刺しの最後にはえぐる…。

どんな恨みがあるのだろうか?と言う程…。でも、そんなモノはミンソクにはない。

               

と、そう言う非情な奴でも、思わずカッチョヨスと思う人物に描いているか?と言うと

全くそんな事は無く。かと言ってキルソクにも惚れる部分が無い。

                  

              

この手の作品に在りがちな「精神面」の惚れた晴れたが何処にもない。

なので誰にも感情移入が出来ないし、応援も出来ない。

             

唯々、ハードボイルドな世界を見せ続ける。(まぁ、飽きるまでは行かないのが救い)

なので、終わってみると「ふ~~ん」としか、言葉が出なかった。

              

        

こういう「チャン・ヒョク」氏も悪くはないが、そらやるよな!と言う程の役では無かったな。

どんな役でも「堪らんのぅ~」と思わせて欲しいのざぁ~マス。

                  

       

「チャン・ヒョク」氏の作品も出来る限り、落とさずに見たいとは思っている。

(ダメなドラマもあるけどね)

                         

<カッチョヨス♥>

                      

                   

                 

                  

 

 

 

                      

            

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