2019・伊・アルゼンチン ★☆☆☆☆(1.8)
監督:ミレーナ・ココッツァ
出演:カロリーナ・クレシェンティーニ アンドレア・ラッタンツィ
女性監督ミレーナ・ココッツァの初の長編デビュー作。
失われた母と子の絆、忌まわしい過去からの恐怖など、細かな描写で紡がれた
上質ホラー作品。
このパッケージデザインが気になっていたのだが、なかなか見る気にならず。
今日やっと手を伸ばして見た。Amazonプライム。
夫の紹介で、もうすぐ開業される小児病院の夜勤医師の面接に向かったビアンカ。
院長のセヴェロ神父から、前任者が勤務中に飛び降り自殺で亡くなった事を聞いて
恐怖を覚える。
しかし、面接時に妊娠を隠していた後ろめたさと、主人の面子を潰さない為にも
辞退する事が出来ずに渋々引き受ける事に…。
病院はまだ開業してはいないけれど、既に入院患者は大勢いた。
ある夜、眠れない彼女は母親が来てくれない事を悲しんでいる謎の男の子と出会う。
「明日になればきっと来るよ」と励ますビアンカに、男の子は「約束だよ」と笑顔で答える。
翌朝、スタッフにその事を訊ねるが「6番ベッドは今は誰も使っていない」という返事が…。
彼女が見たのは幻だったのか、それとも現実だったのか…。
やがて彼女は新たに開業されたこの施設が以前は精神病院だった事を知るのだったが…。
<英語じゃないので分り辛いかも…>
ハッキリ言って全然怖くないし~、目新しい部分も全くないし~。
<↑この幽霊君が何気に可愛い顔面> 今日の得点は其処だけ。ヲイ!
教会繋がりで、夫の給料が少ない為に妊娠を隠して夜の8時から朝の8時までの勤務。
其れは、面接に行く前から分かっているので問題はないが、その勤務の間
用が無ければ、医師用の当直室に居なければならない。
前任者が自殺したのは、その部屋の窓から飛び降りたと言う事…。
窓の前には、キャンドルがともされているが…。(余計に嫌な感じ)
夫に事細かに出来事を報告するも「夢を見たんだろう」と、取り合ってくれない。
確かに6番のベッドで泣いていた男の子を慰めたのに…。
そのベッドは、違う病院で手術を受け、もうすぐ帰って来る女の子の患者だと。
毎晩毎晩可笑しなことが起こり始まる…。
麻酔が効いてぐっすり眠っていて、脚の手術の為に歩けない筈が、廊下の真ん中で
寝かされていた…。
ビアンカが読んでいる本のどのページにもびっしりと書き込まれた子供の文字。
<ママに会いたい。ママ!嘘つき。明日は来ると言ったのに。等々…。>
危機感を覚えたビアンカは、院長に訴えるも、やはり曖昧な受け答え…。
とうとう、恐ろし事件が起こってしまう。
6番のベッドに入院して来た男の子。足の骨折で、脚を吊るしている状態。
それでも静かに眠り始めたので、ビアンカも仮眠を取っていたら…。
シスターの声で起こされる。そして、現場を見たビアンカが悲鳴を上げる…。
6番のベッドの男の子の身体のあちこちに注射が…。その数30本…。
しかし、これでも院長は警察も呼ぶ事はない。
しかも、ビアンカの責任能力を問うとまで、言われてしまう…。
院長が口を開かないのなら…と、自らの手で調べ始めるビアンカだったが…。
美人なのか?若いのか?チョイと良く分からないビアンカ。
ビアンカも又、悪夢にうなされ、何者かに操られ、窓際に立ってしまう…。
何故が分かっても、エンドを迎えても、尚釈然としない分部も御座います。
まぁ、初長編作品で、しかも女性監督だろうなって言うのが分かる様な作り。
可哀想な部分も、一寸あるけれど。
あの子守り歌、音程変じゃなかったすか?
ビアンカが、音痴なのか?と思ったが、皆そう歌ってた…。ふふふ。
院長は神父なのにな…。悪魔じゃないから戦えないのかな?う~~ん。
悶々は残るよなぁ~。(スグに忘れると思うけど…。汗)
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