2009・米・加 ★★★☆☆(3.6)
監督:クリスチャン・アルバート
出演:レニー・ゼルウィガー ジョデル・フェルランド ブラッドリー・クーパー
ソーシャルワーカーの女性が、親から虐待を受けていた少女を迎え入れた事を機に
不可解な死亡事件の数々に遭遇して行く様と、その真相を描いたホラー・サスペンス。
共演にイアン・マクシェーン、ブラッドリー・クーパー。
監督はクリスチャン・アルバート。
本作は何度か見ている。又何故か今頃配信で上がって来たので見る事に。Netflix。
児童福祉専門のソーシャルワーカー、エミリー。
丁寧な仕事の為か38件の案件を抱えている状況だったが、更にある一家の娘
10歳のリリーの様子が最近おかしいという39件目の案件に取りかかる。
私生活では、恋人でカウンセラーのダグラスと仕事の相談も出来、良好な関係を。
まさに順風満帆な日々を過ごしていたエミリー。
そんな中、両親がリリーを殺そうとする事態が発生し、寸での所で救助し事なきを得た。
両親はリリーが言う通り「殺害するつもりだった」と供述している。
余りにも可哀想なリリーを施設に任せる事を不憫に思い、彼女を暫くの間引き取る事に。
すると何故か、エミリーの周囲で不審死が続出し、それら全てにリリーが関わっている事に
気付くエミリー。
リリーの恐ろしい正体を知ったエミリーは、自らの手で彼女を殺めようとするのだったが…。
<字幕は無いが大体は分かるんじゃね?>
本作に限っては、やっぱ何と言ってもリリー役の「ジョデル・フェルランド」嬢の
雰囲気だけで、既に成功している気がする。
2歳の時にTVCMでデビュー。4歳の時に出演したテレビ映画「Mermaid」でエミー賞に
最年少でノミネートされた。
テリー・ギリアム監督作品「ローズ・イン・タイドランド」で10歳で主役を演じた。
芸達者である事は間違いない。
特に普通の少女よりかは、一寸ホラー寄りな作品が良く似合う。
なので彼女が出ている作品を見るのは大好きだ。(スパナチュにも出演)
等とボンヤリ思いながら、現在の彼女を調べたら、既に「27歳」って…。
えぇぇぇぇぇ~。びつくりするわ。最近はTVドラマに多く出演されておるみたい。
↑この両親、彼女を育てて早10年。父ちゃんは、10年も我慢したと言っていた。
10年の内に両親の兄弟全てが不審死を遂げて、近しい友人達も…。
で、遂に敢行する事に。「リリーを殺す」…。
多分想像だが、試行錯誤やって来たのだと思われるが(←リリー殺害)
そう簡単には彼女を殺せない。(人を操る能力がある為、其の度に失敗)
で、やっとこ分かったのが殺すチャンスは「彼女が寝た所を狙う」←試験に出ます。
まぁ、リリーの方も、そう簡単に殺されてはなるまいと、家では殆ど寝ない。
なので、学校ではホボ寝ている状態→その為に、どうも様子がおかしいと保護局に…。
普通に考えたら、この両親は「悪魔か?」と思わざるを得ないが…。
本編始まって、わりと早い目にリリーは「オーブンの中にブチ込まれる」。
(もうこれだけで、掴みはOK、ドキがムネムネやん!)
その場を救ったエミリーは、可哀想なのとつぶらな瞳でエミリーを頼る様子でイチコロ。
施設は嫌なのと懇願するリリーを自宅に住まわす。
でもね、段々と分かって来るのよ。何故に両親がそんな思いに至ったかを…。
本作は、飛び散る血痕とかは見れますが、其処までの残虐な描写は御座いません。
(オーブンに入れられるのは、確かにかなり残虐かもですが…。死なないし助かるし)
反対にリリーがエミリーの部屋を延々ノックするだけなのに、かなり怖い。
そう言う部分が上手いと思うし、本作の楽しい部分。←私だけか?
お気の毒なのはイケてる面で凄く優しくて素敵な恋人役ダグラスを演じる
「ブラッドリー・クーパー」氏。
リリーに便宜上の質問をするが、反対にリリーから質問を返されて「苦手で怖いモノ」を
教えてしまう…。(言ってしまったあなたが悪いのよ。汗)
何度目かは忘れたけれど、本作は何度見ても面白いと思う。
タダ、どうやって悪魔の化身のリリーが生まれたのかは、未だ持って謎である…。
R指定は有りませんが、PG12位なのかな?お子様と見る事はやめた方が良いでしょう。
(血塗れシーンよりも、親が子供を殺そうとするなんて、ショッキング過ぎるよね)
←このバナーより、どうか一つ、いいねよりもポチッとなを下さいませ。
にほんブログ村