ラストナイト・イン・ソーホー(R-15) | 新・伝説のhiropoo映画日記

新・伝説のhiropoo映画日記

映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

                          

2021・英     ★★★☆(3.6)

                  

監督:エドガー・ライト

出演:トーマシン・マッケンジー  アニャ・テイラー=ジョイ  マット・スミス

                 

                  

ロンドンで別々の時代を生きる2人の女性の人生がシンクロするサイコスリラー。

 

現代と1960年代のロンドンで暮らす女性達が、夢を通して互いに共鳴し合う。

 

監督と脚本を手掛けるのはエドガー・ライト。

トーマシン・マッケンジー、アニャ・テイラー=ジョイ、マット・スミス、

テレンス・スタンプらが出演する。(シネマトゥデイより抜粋)

                   

               

                      

ブタ

家から出てないので返却しないでごめんなさい。明日こそは買い出しに行かねば、

冷蔵庫は空っぽだしな。で、見る事に…。 レンタルっす。

                        

                      

ファッションデザイナーを夢見て、ロンドンのソーホーにあるデザイン専門学校に

入学し憧れのロンドンへと出て来たエロイーズ。

 

寮での生活に馴染めず、ソーホー地区で下宿生活を始める事に…。

                      

                             

するとその晩、眠りについた彼女は、夢の中で煌びやかな60年代のソーホーで、

歌手を目指す美しい女性サンディとシンクロしてしまう。

                                  

その姿に魅了されたエロイーズは、夜毎、夢の中でサンディを追いかける様になる。

                          

                     

次第に身体も感覚も、サンディとシンクロし、夢の中での体験が現実世界にも影響を与え、

充実した毎日を送れる様に…。

                                                  

だがある日、夢の中でサンディが殺されるところを目撃してしまう…。

 

更に、奇妙な第6感の持ち主でもあるエロイーズは、現実でも謎の亡霊が出現し、

徐々に彼女の精神を蝕まれていくのだったが…。

 

<予告編はホラー寄りに作られている気がするが…、怖さはないけどな>

                      

監督は「ベイビー・ドライバー」のエドガー・ライト氏でゴワス。

                    

「ベイビー・ドライバー」の記事にも書いている様に、監督作品も結構見ているけれど

微妙に私の感性とは合わない部分があるのだが、本作はホラー寄りのサスペンスと言うのを

知って、張り切ってレンタルした次第だったが、やっぱりね、今回もだったな。

                    

でもね、このキャスティングはもう、バッチリすぎる位バッチリ。

                         

                 

画面に↑彼女が出て来ただけで、ホンマに華やか。流石女優やね。オーラすら感じるわ。

                 

そして、こんなにけだるい「恋のダウンタウン」を聞いて、思わず「この子幾つなん?」と

オーデションでサンディが歌う様子を見ながら思った。

(ポップで楽しい曲調しか聞いたことが無かったんで、違う曲かと思った程)

                

こう言っちゃ悪いが、モノホンの主人公を押しのけて「サンディ」に私も目が釘付け。

で、この子悪魔、男達を魅了しちゃうのかと思いきや、とんでもハップンな仕事をさせられる。

                     

              

サンディに憧れて、髪の色やメイクまで真似て、魅了されてしまうエロイーズ。

田舎のねーちゃんからの大変身で、誰もが注目するけれど…。

                 

其れもサンディが殺される所を目撃してしまってからは…。

謎の意味不明な亡霊達がひっきりなしに出て来たり、徐々にエロイーズを蝕んでいく。

(現実なのか?夢なのか?幻なのか?狂気の世界に呑み込まれていく感じ)

                

意味深な登場人物も…、出て来るしね。

                

<その代表格> この世界の女は全部知っていると豪語するお爺さん。

↑こういう人達が、視界に入る所に居るのだわ。(さて、何の為に?)

                     

               

本作で一番「素敵じゃんか」と思ったのは、鏡の向こうに映るのは、サンディで

あると言うのを説明台詞とかではなく映像でダイレクトに見せていく。

              

↑この階段を降りるだけなんだけれど、鏡になっている壁に映るのはエロイーズが

ベッドに入った時の姿のまんま。

                 

ジャックと踊り出した時も、時々相手がエロイーズに替わったりする。

                

私はそのうち、エロイーズとサンディが同化してしまうのかと思ったけれど…。

そうではなく…。

               

               

監督は相当なホラーヲタクらしいけれど、深読みする方は駅に着いたエロイーズが

タクシーに乗り込んで寮に向かうシーンが既に「サスペリア」を彷彿させるとかね。

            

エドガー・ライト監督版の「マルホランド・ドライヴ」だとか…。

                 

まぁ、そう言われれば、寮での感じは「キャリー」っぽかったしね。

(完全に描いているのではなくて、そう言う雰囲気を匂わす感じね)

                     

         

私の読みとは違っていて、「ママがソーホーで呑み込まれていった」事を垣間見るのか?

って想像してたけれど…。(結局ママはどうなったんかな?)

                 

見終えて見れば、英国産の猟奇殺人的な香りは確かにしたな。

             

                        

でもな、メッサ大きな疑問が私には残っておるのだが。

(これは絶対に書けないし誰もそんなこと思っていないみたい)

↑私だけだが此処がめっさ気持ち悪いので、こんな得点っす。

               

う~~ん、やっぱ手放しで素敵だったわと言えない分部が私の理解力の無さなのかな?

次回作で、又検証したいもんだ。←勝手にしなさいと言わんで! 

(ストーリー的には、ややこしそうに思えますが、案外とそうでもないっす) 

                   

                

色々考えずにサンディの魅力にやられてみんシャイって事だな。Do~でしょう?

アニャ・テイラー=ジョイ嬢恐るべし!               

               

                   

                   

                  

                  

 

                 

                     

 

にほんブログ村 映画ブログへ←このバナーより、どうか一つ、いいねよりもポチッとなを下さいませ。キスマークあせる
にほんブログ村