2019・韓国 ★★☆☆☆(2.9)
監督:イ・ヘジュン キム・ビョンソ
出演:イ・ビョンホン ハ・ジョンウ マ・ドンソク チョン・ヘジン ぺ・スジ
イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ共演によるディザスタームービー。
朝鮮半島にそびえる白頭山の大噴火沈静化を命じられた韓国軍大尉が、その鍵を握る
北朝鮮の工作員と核燃料を探し出すために同国に潜入する。
監督はイ・ヘジュン、キム・ビョンソ。
マ・ドンソクのほか、チョン・ヘジン、ペ・スジらが脇を固める。(シネマトゥデイより抜粋)
今日から配信になった本作。 本作も映画館で見るべき作品だったろうなぁ~とは思うけれど
コロナッチで無理だったし、ちゅー事で自宅で観賞。 Amazonプライム。 400円。
北朝鮮と中国の国境付近に位置する火山・白頭山で、観測史上最大の噴火が発生する。
大地震によりソウルでもビルが崩壊し、漢江は荒れ陸橋が崩壊し、甚大な被害が。
政府に助言を求められた火山専門家のカン教授は、さらなる大噴火の発生を明言。
朝鮮半島を崩壊させる程の更なる大噴火が75時間後に起こると予測する。
それを回避する為には、地下の巨大マグマ溜りで、核爆発を起こしてエネルギーを
開放する以外にないと提案する。
早速、韓国軍爆発物処理班のチョ・インチャン大尉率いる特殊部隊が北朝鮮への潜入を図る。
今度の極秘作戦のカギとなる北朝鮮・人民武力部の工作員リ・ジュンピョンの身柄の確保には
辛くも成功するのだったが…。
<迫力は感じるよね>
先ずは「白頭山」って何処やねん!って話ですわ。
北朝鮮と中国の国境沿いに聳え立つお山。 が、これが大噴火したら朝鮮半島が無くなってしまう…。
ならば、どうにかしてそれを阻止しようと韓国側が立ち上がる訳です。
↑マブリーは、アメリカ国籍の地質学教授カン・ボンネ。 横のお方は、彼を説得し対策会議に
引っ張り出した民政首席チョン・ユギョン役の大好きな「チョン・ヘジン」氏。
このユギョンが女性ながら、顔色一つ変えずにモノスゲェ~事をさらりと言い捲る。
「我が国は核弾頭はない」 「ならば盗むまでです」 うげぇ~、盗むってそげなものを…。
本作は、地味ながら彼女の采配が、超光るストーリー。
↑見た目は、このドンパチやり捲る2人の作品に思われるけれどな。 彼らはあくまでもコマ。
スクリーンで見ないと私の様な得点になっちまうので、ご覧になる時は出来るだけ大きな画面で
ご覧になってね。
韓国軍爆発物処理班のチョ・インチャン大尉もだけれど、集められた精鋭部隊と言っても
何年も前に銃を撃った事が有るとかな状態のお方達。
(それでも、緊急時だから目を瞑る)
↑問題は、北朝鮮に飛び降りてからの~が、余りにもアッサリではないかい?
もう逃げて誰もいないんすよ…。 なので、作戦も超スムーズに進むって…。
75時間しかないからね。 仕方ないと言えば仕方ないけど。 緊張感無いねん。
北朝鮮・人民武力部の工作員リ・ジュンピョン役のビョンホン氏は、「胡散臭さ」はそれなりに
だったけれど、この2人がとなれば…、ラストは端から読めるしな。
此処!ちゅー所に米軍がって言うのも、かなりシラケる。
やっぱ、北朝鮮にも身体を張って、お宝の「核」を守る方達が居なけりゃぁ~、おかしいし。
↑インチャン大尉の身重の嫁の「ジス」氏も、この一大事に小言ばかりで…って。
しかも、核弾頭はこんな扱いでも平気なんやね。 ふふふ、↑この辺はコメディやん。
ホンマは橋がドンドン崩れて行き、「手に汗握る」シーンなんだけれどもね。
マブリーは、アクションナッシングで、頭脳派を熱演…、か?
やっぱり、1発ぐらいは張り手を見せて欲しかったな。 ははは。
でぇ~、「ハ・ジョンウ」氏は、本作見終えて数時間なのに、印象薄すぎて、出てたのも
忘れる位だったな。
私の中では、かなりのカメレオン俳優だと思っていたけれど、最近はそうでもないな。
作品選びが難しいのかもしれないけれど。
私生活で、色々有ったし、時間を置いて新しい顔を見せてくれるのやも。 Do~でしょう?
豪華キャストで、見る前はウハウハだったけれど…。
TV画面で見た私が悪いのだろうけれど、其処まで迫力満点の手に汗握る作品では
なかったのが、残念だったな。 という感想をば…。
(何時もながらにこんな事を言うのは私だけですので、どうぞ高評価の所に~~)
又1人、大好きな方が亡くなったニュースが。
洋画好きだった私が、初めて黒人俳優で名前を覚えたお方。 「シドニー・ポワチエ」氏。
↑特に「いつか見た青い空」が大好きで、何度も見たなぁ~。 残念だ。
ご冥福をお祈り申し上げます。
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