2013・香港 ★★☆☆☆(2.3)
監督:ジョニー・トー
出演:アンディ・ラウ サミー・チェン グォ・タォ カオ・ユアンユアン
香港の鬼才、ジョニー・トー監督がアンディ・ラウ、サミー・チェンとタッグを組み、
盲目の名探偵の活躍を描くサスペンス。
女性が行方不明になった事件をめぐり、あふれる想像力と誰も思い付かないような捜査により
事件の真相に迫りゆく盲目の探偵と女刑事の姿を活写する。
共演はグォ・タォ、カオ・ユアンユアンに加え、ジョニー・トー監督作品常連のラム・シューも登場。
アンディ・ラウが熱演する破天荒な探偵のキャラクターと共に、ジョニー・トー監督らしい
予想外の展開に翻弄される。 (シネマトゥデイより抜粋)
香港の元祖イケてる面と言ったら、あんさん!そりゃぁ~このお方でしょ。「ラム・シュー」氏?ヲイ!
という事で、本作をチョイス。 正月だから、サクッと軽いもので過ごしたいのよ。 Amazonプライム。
探偵のジョンストンは、盲目ながら、その卓越した推理力で難事件を解決する名探偵。
しかし性格はワガママで傲慢な自己中男。
実は4年前に網膜剥離で全盲になるまでは、敏腕刑事であったのだが…。
ある日、ジョンストンに憧れる女性刑事ホーが、迷宮入りした失踪した少女の捜索を依頼する。
ジョンストンはホーをアシスタントとして調査を開始する。
ジョンストンの自分勝手さと、想像を超えた調査方法にホーは振り回される。
が、2人は次第に距離を縮めていく。
捜査が実って、やがて少女の失踪事件が女性連続失踪事件へと繋がっていくのだったが…。
<この予告編だけでも良いけどねぇ~。 予告見たら見たくならないかい?>
全盲なのに、犯人を探し出す「名探偵」ジョンストン。 目が不自由な代わりに残りの感覚を
集中させて、特に「臭覚」みたいだけど。
其れは何故か? 4年前までは飛ぶ鳥を落とす勢いだった敏腕刑事が全盲になり、
生活をする為に「探偵」となった。
それ程仕事もないが、犯人を探し当て「報奨金」目当てに現在に至る…。
だが、それも元同僚のシトが、かっさらって自分の手柄にしてしまう。
その仕事ぶりを見て、ジョンストンに仕事の依頼をするホー。 シトの部下だが、雑用しか出来ない。
ある意味「運動バカ」。 仕事の内容を聞いたジョンストンは、捜査方法はタダで教えると
ホーを助手にし、依頼を受けるのだが…。
ホーは、1人っ子で親の遺産が入り、結構な金持ち。 それを知ったジョンストンは
自分の住まいがボロボロで、ホーの広い家に転がり込み、その上ホーの支払いで
高級食材の美味いもんを次々と食べまくる。
ジョンストンを演じる「アンディ様」は、元祖イケメン(by香港)等とは程遠い役でした…。
まぁ、顔面は何時もの様にイケてますが…。
ホンマに「超食いしん坊」なお方。 口にモノが入っていてもしゃべるわ、口の中に詰め込むわ。
<ツンとオスマシな、イケてる面のアンディ様は何処に?>
本作で、絶対太ったでしょうって思う位、食べに食べまくる。
いやぁ~、それにしても、フカヒレ一杯のスープは美味そうやったわ。(私好きですねん。姿煮が特に)
ホーは、彼に任せておけばダイジョウヴイと思っているので、言われるままに助手をこなす。
ジョンストンの方は、金持ちの助手が出来て、ある意味ホクホクで、彼女の依頼を調べ出すかと
思いきや…。
報奨金が掛かった犯人を片っ端から、ホーに捕まえさせる。
ある時は、ダンス教室に似顔絵の女性はいるかどうかを調べさせたり…。
↑4年前の失明する前に見初めた、ダンス講師。 彼女に告白する為にホーを使ったり。
ジョンストンの偉大さや、見直す部分が見えて来たホーは、仕事以上の気持ちが芽生えて来たり…。
なのに、ジョンストンはダンス講師に告白なんて!
ところが…、これにもシトが絡んでいたリ…。
最早、めっさコメディ作品なんですが、ジョンストンの脳内推理が花開けば、メッサシリアスな
プロファイリングへと…。 此処がね、良いのよね~。
こういう緩急のあるコメディ作品は、「デヘデヘ」しながら見れますわ。
ジョンストンは連続殺人犯を捕まえる事がでいるのか?
ホーの依頼の案件は、解決できるのか? 其れは見なくちゃ分からない。
本作は、アンディ様だからOKと言う作品でしたね。
まぁ、「そんなアホな」という部分も一杯あるけど、そんな事は無問題。
だって、元祖イケてる面のアンディ様の作品だもの…。 ふふふ、貴方様も笑って許せるって。
←このバナーより、是非とも1日1回ポチッとなが頂きたいので御座います。
にほんブログ村